2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「学び合い」とチーム

転勤してきてから4年間本校で研修主任として仕事をしてきましたが、今年はそこから退き、代わってfuruさんが研修主任として君臨されております。 これまでの「学び合い」をもう一段階分かりやすくしていこうという彼のご意向で、今年は「チーム」という言葉…

リサーチです。

この一連の書き込みに対して、その答えを知りたい、続きが読みたいというメールが送られてきます。 実はこの[ネットブック]はリサーチなんです。furuさんの提案で、naotakaさんを入れた「学び合い」福島の三馬鹿トリオ(笑)でこんな中身を本にしたいと思っ…

「学び合い」と保護者

教育相談で、多くの保護者の方から「このまま6年生までこうした学習を維持していって欲しい」こうしたありがたいお話をいただけてます。もちろん、「微妙・・・」って思っている保護者の方もいらっしゃると思います。 さて、保護者サイドからはこの「学び合…

「学び合い」は「みんなができる」ではない

内側の人間だからこそ、厳しく書きます。ご了承ください。 「学び合い」が崩壊する原因の一つが「みんなができる」です。 数年前の議論にもあったように「みんなでできる」にシフトしていかない限り、授業はいずれ崩壊していきます。もしも全時間「みんなが…

教育相談で感謝

教育相談も半分近くが終わりました。今日もめちゃくちゃ喉が痛くてふさぎ込んでいましたが、やっぱり保護者の方と話をするのはとても楽しく、力の限り話し込んでしまいました。 ここのブログは多くの保護者の方もご覧になっているようです。 「改めて感謝申…

試練

学級のあるプロジェクトが立ち上がりました。 立ち上がった瞬間に徹底的につぶしました。 また、立ち上げてきました。 2時間後、また徹底的につぶしました。 うちの学級も特に4年生になってからの成長は著しいものがあります。 本当によく頑張っていると思い…

「僕のお父さんは東電の社員です」

本日発売のようです。 うちのクラスの子どもたちの作文が全員分載っています。 4年生としては圧倒的な作文だと思います。 この表紙はうちのクラスの写真をおこしたものだと思います(笑) 「僕のお父さんは東電の社員です」作者: 森達也著+毎日小学生新聞編…

子ども未来会議 子どものまとめ テーマ2

「子ども未来会議」で話し合ったことを子どもが文章でまとめています。 これはテーマ2の「4年生」の一人の文章 私たちは学級というチームを作ることって何だろうって話し合った。正直、私はチームって何? どうしたらチームになれるのかって思った。すると…

三谷宏治さんがやってきた!

今年の初めにZ会の寺西さんから三谷宏治さんをご紹介いただきました。「ルークの冒険ルークの冒険〜カタチのフシギ〜作者: 三谷宏治出版社/メーカー: 実務教育出版発売日: 2011/03/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 14回この商品を含…

「子ども未来会議」 予測から確信へ、そして革新へ

「子ども未来会議」が終了しました。当初考えていたように多数の子どもの学びを共有化するという計画は様々な困難もあり、変更を余儀なくされましたが、それを3日前に3時間で軌道修正し開催しました。 実は、子どもの話し合いが始まってから「後出しじゃんけ…

 出版祭り

うちのクラスで書いた毎日小学生新聞「ゆうだい君への手紙」。全​員の作文が掲載された本が現代書館から出版されます。この原発問​題についての子どもたちの答えです。 http://www.amazon.co.jp/「僕のお父さんは東電の社員です-森達也-著+毎日小学生新聞-​…

こんなことを書くとまた嫌がられるんだけど

「放射線で大変でしょ?」 「かわいそうに。」 だから 「音楽を聞かせてあげたい」「絵を描かせて希望を持たせたい」 でも、ちょっと待って。それって本当に必要かな? 授業をつぶして、学校はその対応にあたふたし、教師はその準備で時間をとられ、そして肝…

完成率1%

進行をネット上に公開していきます。 みんな育てよう学び続ける子ども達を 〜「学び続ける」学級を創る10のヒント〜 はじめに(2・3p) 1章 学び続ける子ども達って何?(3〜5p) コラム㈰(5p) 2章 学び続ける子どもに育てよう(3〜5p) コラム㈪(5p) 3…

「学び合い」の問題点

「学び合い」をスタートさせてみて、子どもたちが「いきいき」と学び始め、そのよさを実感したものの、 1.子どもが遊び始まった 2.管理職や周りの先生方から冷たい目で見られてやりづらい 3.子どもの成績が上がらない 4.子どもが「学び合い」を嫌が…

単元枠を外した算数の「学び合い」

算数の単元枠を外すのは「学び合い」とのマッチングと効力が高いからですが、誰にで勧められるものではありません。高いメリットとともに一歩間違えるとデメリットも大きい方法とも言えます。そこで最新の取り組み状況をQ&Aでお知らせします。 Q1 そもそも「…

中学校の参観

10日は市内の中学校の校長先生を始め5名ほどの授業参観があります。中学校の校長先生が「学び合い」に賛同されており、研修主任の先生方に声をかけてくださって参観される運びとなりました。 さて何の授業を見せたら理解されるのか悩むところです。でも、…

コマシラバスとは何か?

追記(違うと言われたので)芦田先生のブログより :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: この改革の第2フェーズは、何といっても授業計画の、時間単位(授業時間=コマ単位)の詳細化にある。評価と目標は裏表の関係にある。授業評価が進まなかったのは…

シラバス=「学び合い」ステップ3

「コマシラバス」だの「シラバス」なのよく分からんのですが、よーく調べてみるとシラバスに関しては「ああっ、自分もそんなのやってるなぁ」と分かりました。 これは「学び合い」のステップ3に関わります。1年前にはできませんでしたが今では何となくそれ…

11月19日(土) 仙台市で「子ども未来会議」が開催されます。

下記に先月案内しましたものをコピペしましたので再度ご案内します。この会議には本校の子どもたちが大量に参加します。特に6年生は「学び合い」4年目、そして新しい「学び合い」を切り開いた超精鋭の子どもたちです。私よりもずっと力の高い集団です。そ…

コマシラバスでは救えない

「学び合い」についていろいろ批判をいただいておりますので「コマシラバス」について批判があってもよいでしょう(笑) まず「コマシラバス」これはさも新しい言葉のように見えて、実は小学校の教育界でも数十年前から実践されてきています。すごい「学校」…

授業研究会

今日は3年生との異学年授業の授業研究会でした。 教室に50人もいるんですからそれを初めて見る人は、嫌になったでしょうね。とにかくそこら中から声がしますから。普通の授業の見方しかできないと何が大事なのかさっぱり分からないことでしょう。 という…

若者たちへ

本当はこんなことは書きたくありません。身に覚えのある人はその時を責めているわけじゃないから気にしないでね。今後の若者たちへの「教育」です。 私も前任の教頭もともに研究畑の学校におりましたので、県内外から大勢の参観者が来校している姿をたくさん…

通学路の除染

明日は学校の通学路の除染です。 そもそも、そんなものは道路を洗う専用の車を使った方がはるかに効率がよいです。しかし、車はあってもそんなことやってくれないので「民意」で、朝から道路をデッキブラシで擦ります。 当然ですがそんなものでアスファルト…

出版社様へ

「とんたん先生。あのですね。ちょっと話いいですか?」 「ん?」 furuちゃんに階段で呼び止められました。 「あのですね〜。実現率10%の話なんですけどいいですか?」 「ん?」 「いやね、本を作れないかなって?」 「ん???」 「だってね、自分みたい…

失敗からのリセット

耐震工事で場所の確保が十分にできないこともあり、クラスを半分ずつ入れ替えることで始めた3年生との異学年学習。 失敗でした^^; 半分ずつ入れ替えると明らかにパワーが下がります。また、子どもの全体像がぼやけます。 ということで、もうなったらやけ…