シラバス=「学び合い」ステップ3

「コマシラバス」だの「シラバス」なのよく分からんのですが、よーく調べてみるとシラバスに関しては「ああっ、自分もそんなのやってるなぁ」と分かりました。
 
これは「学び合い」のステップ3に関わります。1年前にはできませんでしたが今では何となくそれがつかめてきました。計画表ではありません。非常に難しいです。でもやっぱり答えは目の前にありました。
 
半年前にステップ3として、自分が何を学ぶのか子どもが理解できているように育てたいと考えていました。朝学校に来たら「今日の自分は何をすべきなのか分かっている」というようにね。
 
最近来校された方は、子どもが課題もなしに時間になると学び始めている姿に驚かれたと思います。実は全教科でこれが起こります。子どもたちは自分が何をすべきなのかきちんと分かって動いていることに驚くと思います。
 
これは子どもとの単元最初の学習計画の「合意」にあります。そして評価も単純で明確です。子どもが何で評価されるのかを知っています。ですから単元最初の授業が大事になります。
 
しかし、そこは1年前も分かってはいました。その当時は子どもの前で学習指導要領を読み上げたり、一緒に読んだりしてみました。しかし、それでは子どもに変化は起きませんでした。
 
変化が起きたのは子ども目線で単元目標・計画を話し始めた時からです。できるだけシンプルに、できるだけ分かりやすく。そしてどう学ぶべきかのアドバイスを添えて。
 
これがシラバスと呼ぶべきものじゃないかな? 間違っていたら教えてください。
 
追記
教育用語に「シラバス」だの「リファレンス」だのという言葉を使うことにとても違和感があります。日本語で説明できないようなものだから余計な誤解を招くし、説明する方も「そんなものではない」なんてはぐらかされてしまいます。日本語で説明できるものは日本語で説明すべき思います。