2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

話を聴くということ その2

さて、どうしてどうして聴いていない子どもが増えて、聴いていない子どもはいなくなったのでしょうか? 話を授業に戻します。 課題設定の後に、子どもたちは隣同士の子どもたちとちょこちょこっと学び合いました。そこで分かったことを教師は手を上げさせて…

話を聴くということ

先日、校内で授業研究会がありました。その時のことを。 授業が始まり、いつものように子どもたちの目線や話の聴き方をずっと追っていました。授業が始まり教師が課題を説明しだすと目線が外れていたり、隣の子どもとふざけっこしたりしている子どもがいます…

元気に「ハイッ」は・・・

ダメな授業です。 そもそもクラスの子どもたちに質問して、分かる子どもが手を上げて、それを指して答えさせることって何の意味があるんでしょう? 分からないことがあるから勉強しているのにね(笑) 時々、元気よく「ハイッ」って子どもたちが手を上げてい…

見えてきたこと(天命を知る)

職員室である先生に「私ね、『ぶっちゃけ学び合いってどうなの?』ってよく他校の先生に聞かれるんですよ。」そんなことが話題になりました。 私はどう答えているかは聞かずに「そうね、簡単じゃないね。だから簡単には人に勧めたりしないかな。ましてや他の…

やる!

教育の現場は「やってヘマするよりもやらない方を選ぶ」というのが主流です。まあ、当然といえば当然です。でもそれがすべての教育活動にバイアスとしてかかっていればどうでしょう? 例えば拙著「放射線になんか、まけないぞ!」はNPOの方々からも大量購入…

誰に認められるかそれが大事だ

どんなに素晴らしい人でもその人をよく評価する人、けなす人がおります。でも私はどんな人に評価されるかが大事で、批判されること自体はたいした問題ではないと考えています。 以前、授業研究のアドバイザーで大変にお世話になった先生がいらっしゃいます。…

「幸せ」を作るために必要なこと

3つ前の記事 http://d.hatena.ne.jp/tontan2/20120908/p1について「どうすれば実現できるかが課題だ」という話がありましたので少し書きたいと思います。 時々テレビや教育書で書かれるように学校現場の最前線は非常に「忙しい」です。知らない人は「先生っ…

二極分化を乗り越えるために

昨日は大変だという話で学校が最後の砦だと言いつつも何も対応策を言っていないので、今考えていることを書きます。 私はこの二極分化を乗り越えるために最も大事なのは「勉強」だと思います。(あれ? 当たり前すぎ?) でも本当にこれは「当たり前」の状況…

二極分化

これは急速に変化が起こってきていることです。おそらく数年後には中学校でも実感できるようになってくると思います。 これまでにも「教育の二極分化」が指摘されてきました。そこに家庭生活の二極分化が加わりつつあります。しかも、ここ数年でこれがはっき…

幸せ

「私たち教師の仕事は子どもを幸せにしていくことにつながっている」 そのことを誰も否定する人はいないことでしょう。 では私たち教師は幸せでしょうか? もしも「幸せです」と言えないのだとしたら、それは大変不幸なことです。私たち教師は子どもたち以前…

課題設定

何度か書いてきました。今日いいきっかけがあったのでまた書きます。 今日は市教育委員会の指導訪問(授業の様子を参観しご指導いただく)でした。指導案を作ったのは夏休みでしたので、釈然としない部分もありながらも、今日の理科の授業を行いました。 「…

教えてます!

今日も指摘されたのですが未だに勘違いされていることについて。 私の授業は「学び合わせるけど教えもします」です。 私の学び合いの授業は先生が話し合わせっぱなしだと思われているようです。あの学び合いの授業には膨大な量のレポートや原稿が外側に隠れ…

理念

日経トレンディーと今日のがっちりマンデーで紹介されていたJINSの田中さん。情報してから当初の株価1600円から39円まで下がったときにアドバイスを受けたのがユニクロの柳井さんだそうで、その時に聞かれたのが「御社の理念は?」の言葉だそうです。…

サイレントマジョリティー

反原発のデモ。福島県の多くの人が原発の稼働には反対だと思います。しかし、反原発のデモとは少し温度差があるように感じるのは私だけでしょうか?デモを見ると「○○組合」など動員された方々が大変に多く、この人々には本当に私たちの声が伝わっているので…