「子ども未来会議」 予測から確信へ、そして革新へ

「子ども未来会議」が終了しました。当初考えていたように多数の子どもの学びを共有化するという計画は様々な困難もあり、変更を余儀なくされましたが、それを3日前に3時間で軌道修正し開催しました。
 
実は、子どもの話し合いが始まってから「後出しじゃんけん」で子どもの話し合いの方向性やバランスを調整していこうと思っていたんです。しかし、実際には必要ありませんでした。
 
この未来会議は本校の6年生と4年生がほとんどです。そして6年生の姿をずっと見ていると「ああっ、自分はこんな子どもを育てたいと思っていたんだなぁ〜」と改めて思う子どもたちの姿です。
 
この未来会議の話し合いは、子どもが子どもに語り掛ける「学び続ける子ども」の「子どもが語る私たちの勉強」として、全国の教師や子どもたちに本にまとめて届けたいと思います。
 
この未来会議をやって改めて、子どもと子どもとをつなぐことの「革新」を「確信」しました。「いろいろなセミナーに参加して刺激された」という話をよく聞きますがそれは大人だけの話ではありません。学ぶべき子どもこそが刺激されるべきであり、それによって子どもの学習も、学力も向上することは十分に見えています。
 
もう、教師サイドの授業研究には私は興味も関心もありません。ここに気が付いた教師のこれから10年の動きで日本の教育が変わると思います。それは決して大げさな話ではないと思っています。