出版社様へ

「とんたん先生。あのですね。ちょっと話いいですか?」
 
「ん?」
 
furuちゃんに階段で呼び止められました。
 
「あのですね〜。実現率10%の話なんですけどいいですか?」
 
「ん?」
 
「いやね、本を作れないかなって?」
 
「ん???」
 
「だってね、自分みたいに「学び合い」を始めて見たけど苦しんでいる先生っていっぱいいるでしょ? 特に若い先生では。」
 
「ふむ。」
 
「だから、それを伝えられるような本を作れないかなって。」
 
「ん〜〜〜〜、まあ面白いんじゃない?」
 
「そうっすか? でも難しいですよね」
 
「難しいよ。そもそも本なんて自給100円のマゾな世界だよ。」
 
「でも、「学び合い」をせっかく初めてもみんな継続できないですよね。そこに自分たちの実践が見えるようになれば苦しむ人も少なくなるでしょ?」
 
「確かにね。でも、そもそも出版社にコネあるの?」
 
「ないです!」
 
「ん〜〜〜〜〜〜〜。出版社とつながれば可能性は開けそうだけどね。」

「自分で開いてみる覚悟はあるの? 自分で開く覚悟は必要よ。」
 
「了解!」
 
その後、彼は本当に出版社に売り込みに電話を掛けました。
 
ここまで来ると、私も彼のひたむきさを無視しているわけにはいきません。そこで彼の10%という可能性を30%に引き上げるためのヒントをあげました。
 
ただし、その条件は前のブログにあるように「自分の職場の仕事を疎かにはしないこと」です。彼のポジションは簡単な仕事ではありません。
 
「それでもやるつもりがあるのなら力を貸すよ。」
 
「頑張ります!」
 
「うあ、マジだ(笑)」
 
こんな話が今日持ち上がりました。彼なりに出版社を切り開こうと努力しています。私も応援したい(なぜか他人事みたいだけど)と思います。もしも、出版社とのコネがある方、または出版社の方がおられれば、furu教諭に力を貸してあげてください。どうぞよろしくお願いします。
 
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/furu-t/
 
連絡先は彼のブログにあります。