2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

嫌われるのなんて当然!

高校生の時の友人が語る私の第一印象は「怖い不良」らしく、声をかけるのにものすごく躊躇したそうです。また同じようなことをここ数年間よく聞きます。「とんたんさんってどんなに怖い人かと思っていました〜」よく言われます。まあ、ちょっと付き合った人…

全ては「学力」です

学力とは何か? これを論じると長くなるし、それぞれが考える学力観は異なるのでここでは述べません。でも教師はやっぱり「学力を伸ばす」ことが仕事だと断言できます。 私もある学校で「子どもの姿」で語る授業研究をしてきました、勉強の苦手な子どもが教…

教師も学校で育てられる

教師が最も学べる場所はどこでしょう? それは「学校」でなければならないのです。 世界的に見て2〜4年で教師がどんどん転勤になる国はありません。平均値は分かりませんが知っている限りでは管理職も含めて10年近く勤務することが多いように思います。 …

来年度の授業に向けて

自分へのメモがてらに 1.練り上げる授業へ 2.織り重ねる学び、インタラクティブカリキュラムの徹底 3.そして「読む」に踏み込むこと 1.練り上げる授業へ 今年度の授業を通して、うまくいったこと、うまくいかなかったことを今、整理しています。今年…

何でもうまくいく

基本性能がよければどんな装備をしようともうまくいきます。逆に基本性能が悪ければどんな装備をしようともアンバランスになります。車好きの人なら車で考えると分かりやすいでしょうね。 では「基本性能」というのは何でしょう? これは誰もがこの場所に来…

ある方への応援をかねて。 私が最初に買った車は、赤いクーペでした。次に買った車は、黄色のSUV、今乗っている車はシャンパンゴールド(落ち着いた感じのね)のSUVです。私は乗っている車ってその人の性格や姿、心が反映されているって感じます。この25年…

子どもは「学校」が育てなくちゃいけない

この時期になると卒業生を担任する先生方の取り組みに本当に頭の下がる思いです。 私が高学年を担任していたときには、1〜4年生の先生方にずっと「申し訳ないな」という思いを持っていました。小学校の最終段階を担任するということはやっぱり子どもとの関…

任される

今年で11人の校長にお仕えしました。 私が最も信頼し、感謝しているのは、昨年退職された校長です。 授業研究や実践で名を上げたとか、権力があるとか、そういった方ではございません。その校長は我々教員を信頼し「任せる」ということ大事にして下さった…

若いということ

平成3年に私は教員になりました。一応、大手の塾講師をアルバイトでやっていたけど、基本的になーんに知らない若造でした。始業式を終えて初めて教室に入ると3年生の子どもたちが待ち構えていましたが、一体何をやったらよいのか分かりませんでした。床に…

軽重

教師の仕事にゴールはありません。 私には乳飲み子もおりますので家庭での仕事時間はかなり制限があります。それでもこの時期は職場で数時間の残業、そして家庭でも2時間ほどの仕事をやらないと年度末を乗り越えることはできません。ふっと時計を見ると次の…

学級編成

この時期になると学級編成を考える時期になります。そうしたときに次のようなことをよく考えて行う必要があります。 「○○さんのお世話ができるように○○さんを一緒にしたから大丈夫ですよ。」 小学校の学級編成でよく聞かれる言葉です。はっきり言ってそんな…

あれから2年が経ちました

震災のことはこれまで一日たりとも頭から離れたことはありません。特にM9にも及ぶ巨大地震、そして原発事故は自分の人生観や価値観を根底から揺るがすものでした。 僕は地学科なので専門家には及ばないけれども通常の人よりも遙かに知識は豊富でした。です…

真面目=よいではない

佐藤学さんは以前東北の先生について「悪い意味で真面目な教師集団」だと言います。また私が東京で教育実習をしていたとき国語実践では著名な先生から「東北の研究会に参加したけどまだあんな古くさいことを言っていているのを聞いてびっくりした」と言われ…

勉強なんて忘れちゃうものよ

今日は大量のテストの○付けを行いました。まあいろいろあっていつもよりは遅くなったのですがいわゆる「テストDAY」です。 こんな時期に大量のテストをやるには2つの理由があります。一つは一度に大量にやることで、テストに取られる時間を減らすことで…

学び合う集団の最終形態は「個」です

私は子どもたちに「『一緒に学ぶこと』を学び合いとは言わない」とよく言います。学び合う集団の最終的な姿は「個」の確立だと考えるからです。 哲学を学ぶうちに、人間の人間たるものは「個としての強さ」なのではないかと考えます。友達が大事だとか、心の…