2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

久しぶりに「どうでもいいこと」のカテゴリーです。でもおもしろい話かもしれません(笑) 私のクラスには「席」がありません。 「ん?」 何を言っているのか分かりませんよね。 大学のような感じだと思ってください。席はあるだけで誰がどこに座るかは決ま…

おだて力

「ぶたもおだてりゃ木に登る」ですが、教師のおだて力ってものすごく大事なんです。 私のクラスは今は「日本一文章の書けるクラスになろう」っておだてられています。でもそれが「実現できるんじゃない?(何の尺度も無いけどね)」というレベルのところまで…

誰でもうまくいく方法

なんてあるわけ無いでしょ! という話です。すんません。 誰もがすぐに優れた教師になんてなれるはずがありません。でもこうすればより簡単に、より早い期間で教師としての力量があがるのではないかとずっと思ってきましたし、そのためにはどうすればよいの…

満足するということ

私は中学生くらいから高校生ぐらいまで蓄膿症に悩まされていて、においがよく分からなかった時があります。その代わりにそれを補うように味覚が敏感になりました。今でも好き嫌いがないのはもちろんのこと、あらゆる食べ物に対して味覚には敏感に働きます。 …

教師とは?

以前、芦田先生が来校されたときに「「はいどうぞ!」で勉強ができちゃうならばそこらのおっちゃん、おばちゃんでいいってことになるんじゃない?」と語られておりました。 私もそう思います。 協働型の学習スタイルというのは実はとても難しいものです。ち…

放射線の現状 その2

除染が全く進みません。だって捨てるところ無いんだもん! 費用対効果がうんたら〜 新技術がうんたら〜 仮置き場がうんたら〜 都市部の除染は比較的簡単であるはずなのに一向に進みません。福島県に住む人にとっては、例え1割でも線量が下がれば安心が広が…

学校とは?

私は「忘れ物」は「どうしても」という時以外にはあまり気にしません。そもそも学校では「必要な教科書は家に持って帰りなさい」と言っていますので、教科書の忘れ物に関してはほとんどないのです。私が厳しく叱るのは「一週間連続で」「先週も」というよう…

放射線の現状 その1

しばらく、放射線の現状について書いていないのでこれからのこと、これから心配なことについて書いています。 まずは最も懸念していること。 それはやっぱり甲状腺検査の結果です。 どう冷静に考えても、4割以上の子どもに嚢(のう)胞が見つかること事態が…

たかが

たかが一教師です。 私は最近よくそう思えます。よく「教えてください」とか「勉強になりました!」なんて言葉をもらう(まあ、そう言われて悪い気はしないけどね)のだけれども、たかが一人の教師の能力なんてしれたものです。 若い頃は「もっと有名な教師…

クロスカリキュラム

mana-mama5さんからのコメントより 家庭科って生きるってことを生々しく感じられる教科だと思うんです。算数ってなんで勉強しなきゃいけないのって子は多いけど、家庭科ってなんで勉強しなきゃいけないのって子はすくないですよね?面倒臭いって子は多いけど…

ブレイクスルー

ちょうど2年ほど前こんなことを書いていました。http://d.hatena.ne.jp/tontan2/20101018/p2今、新たに2つのことがブレイクスルーしようとしています。 この1年ほどの集中的な実践で見えてきつつあります。 その一つは最近書いている「シームレス」 もう…

経験主義

先日のmana-mama5さんの問いについて。(中味については下記をご覧ください) 戦前から経験を学びの基盤にしていこうとする実践はありました。確か、奈良教育大付属小学校なんかがそうでしたよね?(間違っていたら指摘してください) 実は戦後の昭和20年代…

誰に認められるかそれが大事だ その2

応援メッセージを送ります。 前回のブログはこちら。 http://d.hatena.ne.jp/tontan2/20120919/p1 今の私の授業は超マイノリティーです。どれくらいかというと、実践してるのは私と古田さんの二人です(笑) この話で今日も電話で大笑いでした。二人とも普通…

今やっていること

今どんな授業をやっているのか? 大きくは2つのことをやっています。 ○「学び続ける子ども集団を創るということ」 学校教育のど真ん中です。小学校の担任なんてせいぜい2年です。そこでは勉強をしっかり教えることだけでなく、いつでもどこでもどんどん学…

真理

京都大学の山中伸弥教授がノーベル賞を受賞しました。もうそれは2006年にマウスの皮膚細胞からiPS細胞を作り出したことを発表した時点で「確定」していたことで驚かないことなのですが、6年前からずっと記事を追っていてる中で、彼の本当のすごさは怒濤…

ごほうび

よく小学校でも「ごほうび」という言葉が使われます。 「がんばったごほうびにきらきらシールをあげます!」 「ごほうびに来週にお楽しみ会をします!」 「みんなができたごほうびに」 「完成したごほうびに」 「勉強が終わったごほうびに(笑)」 まるで勉…

実は・・・

算数は3月分まで一応は終わりました。 (もちろんものすごーーーーく算数が苦手な子どももいるのでそうした子どもは一歩一歩やっていますけどね) 前にも述べたように私は高リスク高リターンを狙うタイプです。多くの先生は低リスク、低リターンを選びます…

男女

当たり前ですが世の中には男と女しかいません。 でも学校って男女別が大好きです。特に体育。男子と女子が別れて列を作ることや別々に運動・ゲームをすることって何か意味があるんでしょうか? 力の差があるから? よくその意味が分かりません。 私は基本的…

『学び合い』はどうすればうまくいくのか?

どうすればうまくいくかなんて実は答えはありません。だってそれが『学び合い』のセオリーでしょ? でもそんなことばっかり言っていても仕方がないし、ひょっとすると私の実践とかブログを読んで実践している人もいるのかもしれないから、これまで言ってきた…

郡山の農家

10年ほど前に「総合的な学習の時間」で食の安全や有機農法についてのよいアドバイザーはいないか、郡山市中をずっと探し回っていました。いろいろと探し回った結果、中村和夫さんに出会いました。本当に素晴らしい方でそれからずっと授業・子どもを通じて…

なぜ『学び合い』はうまくいかないのか

最近、様々な方面から深刻な状況が聞こえてきます。あえて書きます。不愉快な方は読まなければよいし、批判があるのならばここのコメント欄は解放されていますのでどうぞお書きください。 まず『学び合い』の授業ですが、それが成功している学校・教師はどれ…

部活動

どうして日本の部活動っていつも「勝ち負け」なんでしょう? おそらく高度成長時代、当時を代表するアニメ「巨人の星」や「アタックNO1」は経済的先進国に追いつき追い越せのという日本全体の雰囲気が努力や根性で強靱な相手に挑み、成果を上げていくとい…