2016-01-01から1年間の記事一覧

教師が学ぶべきこと(ある方にじっくりと話したこと)

「あなたは学んでいますか?」今は全国でたくさんの講座やセミナーが開催されています。子どもの学び方から、学級づくり、教育理論から、目指すべき教育の方向性などなど、とても多様です。そうしたところで学ぶことはとても大事なこと。 でもね。あなたは自…

カリキュラム・マネジメント講座

カリ・マネの本を出版するとすぐにHさんが声をかけてくださり、昨日地元郡山市で最初の講座を行うことができました。実は僕は自分の基盤となっている県内の先生方や郡山市の先生方に「いち早くカリ・マネの技術を伝えたい」という思いがありましたので、県内…

『学び合い』について

昨年、今年と2年『学び合い』フォーラムに参加させていただきました。この5年ほど距離をおいていた僕も、多くの方々にお会いでき、またそうした方々が素晴らしい活躍をしていることに嬉しく思いました。ここで改めて『学び合い』について僕の思うところを…

学びのカリキュラム・マネジメント

これまでの「予告」は拙著「学びのカリキュラム・マネジメント」の内容に合わせて問いかけたものでした。 私たちは新しい実践というと、これまでなかったものを新しく作り出す、取り入れるようなイメージを持っていることが多いように思います。しかし、新し…

予告第1弾

さて「究極の授業」とはなんでしょう? 僕の考える究極は「教科の解体」です。そもそも教科というのは教える側に立った者が教えやすくするためにカテゴリー分けをしたものにすぎません。ではどんな授業が理想なのか、僕はこのことについて20年以上ずっと考…

予告第2弾

震災前、僕の授業を参観に来たある大学教授に徹底的な批判を受けました。最初は僕もムキになって反論していたのですが、彼が「『ではどうそ!』で子どもが学ぶようにならば教師なんていらない。そこらのおっちゃんでもいいはずだ。」という話を聞いて「ああ…

予告第3弾

教育書の多くは教師側から見た子どもの世界です。では子どもは一体どのように授業を見ているのでしょう。みゆき会では、震災時にこども未来会議を開き、子どもが教師や親(保護者)に何を求めたいか、どのように学びたいのか話し合いました。 僕らの実践は常…

予告第4弾

算数の教科担任制をやってみてびっくりしたのは、可能な限り毎日のように算数の授業をやっているのにも関わらず、3月までの時数が不足気味になったことです。中学校の教師には信じられないかもしれませんが、小学校の教師は時数がどんぶり勘定なのです。運…

予告第5弾

車好きで僕の年代の方なら「よろしくメカドック」という漫画をご存知かと思います。1980年台に少年ジャンプに掲載されたチューニングショップの風見準の物語です。0−400などが有名になったのはこの漫画の役割が大きいかと思います。 この漫画の最終…

予告第6弾

みなさんは「カリキュラム・マネジメント」という言葉を知っていますでしょうか? 現場の多くの教師は、まだこの言葉を知らないと思います。 「カリ・マネ」には、3つの意味合いがあります。 1つ目はPDCAサイクルによるカリキュラムの適切な評価と推進。 …

予告第7弾

僕が中学2年生の理科の授業も受け持った時、生徒が「理科が分からない」という障壁を見つけました。それは小学校の算数と強く関連している内容です。小学校の算数でも多くの苦手意識を持っているのですから、関連する中学校の理科で躓くのは当然なことと言…

そろそろ再起動しようと思います

Facebookに主軸をおいているのでブログを1年ほど休眠しておりましたが、少しずつまた書き出していきたいと思います。