2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

50代の先生

今、学級崩壊を起こしているのは若い先生よりも50代の先生の方が多いと言われています。(本当かどうかは詳細なデータがないので分かりません)でも、本気の50代の先生からすると僕はまだまだだなぁっていつも思わされます。今日はそんな話。 本校でも5…

長野放射線講座のご案内

長野県の先生方へ。 7月27日(土)長野県総合教育研修センターにおいて、放射線教育の講座をさせていただくことになりました。よろしければご参会ください。震災から現在までの郡山市の現状とその教育についてお話するとともに、災害時における教育のあり…

一つにこだわるということ また

昨日の話に続きます。 そうはいっても若いうちにはたくさんの実践に目移りします。どれもこれもが輝いて見え、自分の実践は鈍く見えるものです。でもそうした「輝いている」ように見える実践も実は、多くの苦難と失敗を乗り越えて現在があります。とうぜん、…

一つに絞ってこだわるということ

私は料理が比較的上手です。ですが絶対に嫁さんにはかないません。もちろん嫁さんが家政科出身というのもあるのだけれども、そんなところに理由があるわけではありません。 全ての道の「上達」というのは実は同じようなプロセスをたどるのだなと最近つくづく…

今年も特設勉強部が始まりました!

正式には放課後学習支援 6年前に子どもが付けた名前が「明るく楽しく学ぼう会」 我々教師が使うのは通称「特設(水泳とか音楽とか陸上があるからね)勉強部」です。 本校の実践が革新的・画期的なのは2点。 一つは「子どもが嫌がらない」 二つ目は「校務分…

子どもを大人にさせない社会

学校の役割は子どもを大人にすることです。 小学校3年生の社会科の学習では地域の学習を行います。まずは学校の周りの様子を探検していろいろなものを探して地図上に表していきます。その中でも子どもの目印になるものはやはり「お店」や「公共機関」です。…

場を感じ取る力

教師の仕事には鈍感さも時には必要です。全てのことに丁寧に敏感に取り組むことが必ずしもよい結果を招くばかりではありません。 しかし、絶対に敏感でなければならない部分があります。それは教室という「場」を把握するということです。廊下を通るだけでも…

インタラクティブカリキュラム 最終

で何がインタラクティブ(双方向)なのか? 何度も同じフォーマットで書けるということは、他教科で活用した言語スキルが、その教科での評価を受けてまた国語にフォードバックされていくことにつながります。そのフィードバックされた内容を受けて、自分の書…

インタラクティブカリキュラムとは何か? その4

どうして書く量が圧倒的に増えるのか? フォーマットを「統一する」ここにそのポイントがあります。 例えば、理科ならば大単元に2〜3つ程度の小単元があります。 ですから共通のフォーマットを使えば2回繰り返せることになります。 また、フォーマットは…

インタラクティブカリキュラムとは何か? その3

つまり 私たちは国語に限らずどの教科でも「調べる→要点を洗い出す→まとめる」というプロセスで学習をしているはずです。 例えば理科。 理科の学習プロセスは単元が変わろうとも同じです。単元のテーマから入って、どんなことが分かるようにしたらよいのかを…

インタラクティブカリキュラムとは何か? その2

普通の国語の授業のことに視点を移します。 国語の説明文ではどのような授業が一般的に行われているでしょうか。 校内授業レベルだと内容の読解で授業が終わっていることが普通です。 例えば「ヨーグルト」についての説明文では、そこに書かれているヨーグル…

インタラクティブカリキュラムとは何か? その1

最初は何となく感覚から始めたのですが実践を重ねて次第に構造が明らかになってきました。そこでインタラクティブカリキュラムとは何か? について何回かに分けてお話ししたいともいます。 最後から話します。 これを実践している坂内・古田・高橋のクラスの…

万人うけは狙わない

私の実践はとんがっています。だから「誰にでも」とお勧めできるものではありませんし、お勧めしようとは思いません。 車のブランドに例えると、トヨタでは決してではありません。まあ、あえて言うならばAC社の「Cobra」のようなものかもしれません。(例え…

「よくわかる 学級ファシリテーション③ 授業編」の書評

よくわかる学級ファシリテーション3―授業編― (信頼ベースのクラスをつくる)作者: 岩瀬直樹,ちょんせいこ出版社/メーカー: 解放出版社発売日: 2013/05/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (22件) を見る 僕はいわゆる「教育本」の類いを基本的に読みませ…

学び合いの次に必要なこと

教師にとっても、子どもにとっても「学び合う」こと事態が目標ではありませんし、そうであってはなりません。僕にとっては学び合うことなんて毎日空気を吸って、水を飲むようもので、特別なことではありません。だからこそ、授業ではしっかりと内容も教える…