2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

そこに正義はあるか

若い頃の無茶っぷりは今から考えると思慮が足りない、知恵が足りない、配慮が足りない、したたかさが足りないと恥ずかしくなることばかりです。でも今の自分の「かしこさ」が嫌になることもたくさんあります。 配慮や知恵、そして周りへの気配りをどんどん入…

理科の授業

今日は校内研究会で理科の授業公開を行いました。教育委員会の指導等を除けば、人に見せる授業としては本当に久しぶりです。ちなみに私は理科免許を持っており、どの教科について一番「知識」を持っていますか? と問われれば間違いなく「理科ですね」と答え…

一緒に考えるということ

今日は本当によく仕事しました。すごく疲れたのですけれども仕事の中にとても充実した話し合いが組み込まれてので、疲れの半分は吹き飛びました。 ある学級の悩みについて話をしていたとき、ちょうどスクールカウンセラーの方の出勤日でしたので「3人で話し…

インタラクティブカリキュラムの次

ぼんやりとインタラクティブカリキュラムのステップ2を考えています。 ステップ1は一言で言うならば「書く」 ですがステップ2は「読む」です。 でも物語を読むの「読む」ではありません。理数を「読む」です。 これはPISAテストのイメージを通常の授業に…

見せるということ

私のブログを読んでいる人の中には記事を読んで「なんて高飛車な人なんだろう!」って思う人も多かろうと思います。僕だったら読まないかも知れません(笑) それでも堂々と書くのは、僕はそれを子どもの姿として隠さずに見せてきたからです。言葉ではどんな…

授業研究

どこの学校でも校内の授業公開、そして授業研究会を開いている思います。 そのゴールとはどこにありますか? ほとんどの学校、教師のゴールは「研究をまとめる」ことにあるのではないでしょうか? その研究の中に子どもの声、姿、思い、願い、そして喜び、希…

馬鹿になっていけない

放射線リスクについてさまざまな場所で「全く危険性はない」という話が聞かれます。僕のスタンスは「おそらく大きな危険はないけれども、無防備でよいわけではない」というものです。放射線リスクというものはあくまで確率ですから、その確率は小さければ小…

子どもを育てる目線

先日、校内の生徒指導報告会を開きました。そのための個別の資料作成を先生方にお願いしましたが「どうせそんなところに出しても」というお考えの方もおります。その考えの基盤には「どうせその子が悪いのは保護者や環境が悪いので私がそこを指導するしかな…

嫌でも改革は進みます

私は「不易と流行」という言葉が大嫌いです。正確に言うとこの言葉を使う人が大嫌いです。なぜなら「不易」のことしか考えていない人が使う言葉だからです。もしも新しい価値観や指導法、理念を自分に取り入れている、取り入れていこうとする人であれば、不…

教師は「仕事」をしてはいけない

今多くの教師たちは疲弊しています。「仕事をしている」からです。 今の教育現場は「教師という仕事」に徹することを要求されます。 決められたルールで、そつなく、トラブルがおきないように。 そこにはクリエイティブな部分はほとんどなく、それぞれがそれ…

場が子どもの行動を左右する

今年は生徒指導主任ですので「○年生の○○がこんな悪いことをした」なんて話が毎日のように入ってきます。その子どもがそうなる原因は、そりゃ幾重にもあります。家庭環境、育ち、子どもの持っている性質、場合によっては発達障害などが隠れていることもありま…

強みとは何か?

以前によく古田さんと「何がなければ教師として成り立たないか?」という話をしました。僕たちの出した答えは「耳」でした。あなたは何がなかったら授業が成立できないでしょう? そのコアの部分が「自分」であり、自分の「強み」であるのです。 人によって…