2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

評価をするということ

教育学というのは「純粋な学問」であるべきであり、我々実践家は具体的な状況や状態に合わせてそれらの理論と整合性を取りながら行うものです。 例え「学び合い」であろうともすべてにその理論で全てを説明できることはできないものです。同じように、子ども…

保護者向けテキスト

第4部どんなものを食べたらいいの?みんなが食べたらきけんなたべものはおみせではうってはいけないことになっているんだ。 でも、たべもののぜんぶがけんさできるわけじゃないから、中にはそんなものもまざっている かもしれないね。てれびやしんぶんなどの…

型がありません

教育の世界にはいろんな「型」があります。 「学び合い」も「理念」と言われるもののお作法としては「型」があります。私もそうした型は若い先生にはとても大事なことだと思いますし、その型に従ってきっちりとやってみることも大事だと思います。まさに「守…

1mSvに思うこと

文科省で子どもの年間被曝量を1mSv以下にすることを「めざす」というう方針がでました。この数値を受けて2つのことを思いました。 まず、多くの人が民意で方針が覆されたと思っているかもしれませんが、そんな甘い世界ではありません。おそらく郡山市が実…

踏み込む

震災で1学期の立ち上がりが遅くなりましたがそれでも「学び合い」による算数では、今週で「上」の教科書の内容はほぼ終わります。来週の月曜日は「test day」で一学期分の算数のテスト全てを2時間でやります。 「そんな無茶な」そう思われるかもしれませんが…

これから気を付けること(外部と内部)

子どもたちが長袖のジャンバーを着ていてとても苦しそうだったので自分のクラスの子どもには次のようにアドバイスしました。 1.半袖を着てきても大丈夫 2.その代わり「手洗い」ではなく、学校の行き帰りに「肘のところまで洗う」ようにする。 中部大の武…

子ども未来プロジェクト(子どもたちと子どもたちをつなぐ未来)

今週の金曜日にパナソニック教育財団の助成金交付式が行われます。 東日本と海外の日本人学校の先生方10名で「子どもの未来を創る会」を立ち上げ、パナソニック教育財団の研究助成を得ることができるようになりました。 大きくは「子ども未来会議の開催」…

つながるとと学ぶこと

前にも書きましたが私たち福島県人は全国のどこよりも放射線に詳しく知っていなければなりません。この地に住む限りは。 原発が1〜3号機までメルトダウンしているという話ですが、それは3月の小出しになってきた情報を集めればとっくに分かっていたことで…

福島が試されること

こんなにも国や県はひどいものなのかと本当にびっくりします。 おそらくこんな災害が起こらなければ私は「そんなこと」をネット上の記事の一つとして軽く考え、一生を終えたことでしょう。 自分がなぜ教師をしているのか、なぜ福島県にいるのか、自分はどう…

新しいプロジェクトに向けて

私生活では放射線対策ですが、職人としては授業も頑張っております。 今年は朝の時間を子どもたちでやることを決めました。 月:自分たちの係の仕事 火:算数の予習の時間 水:読書の時間 木:読書の時間 金:読書のオープンクエスチョン(リーディングワー…

これから気を付けること

地上の放射線量は見かけ上はかなり減ってきました。 これから気を付けるべきことを考えてみました。 前にも書きましたが高線量でなければ、外部被曝はそれほど悪影響はないのではないかと考えています。(なんの根拠もありません) しかし、内部被曝は外部よ…

これからとっても大事なこと

何の根拠もありません。何の保証もありません。 これまでの状況をすべて自分の中で整理して分析した結果、考えたこと、これからやることです。 まずは私は郡山市の汚染量を最初に読み違えました。要因は2つで、一つは風の流れは非常に複雑であったというこ…

これは戦いなのだと思う

これは戦いなのだと思う。 小学校の校庭の20mSvという基準を巡っては、それぞれが小学生が考えてもおかしい話をしている。 「できるだけ1mSvに近づけるように考えての数値なんです。」 「でも、校庭の除染は必要ありません。」 「やれとは言いませんが…