コマシラバスとは何か?

追記(違うと言われたので)

芦田先生のブログより

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この改革の第2フェーズは、何といっても授業計画の、時間単位(授業時間=コマ単位)の詳細化にある。評価と目標は裏表の関係にある。授業評価が進まなかったのは、先の多くのノイズのみならず、各授業の目標が明示されていなかったことにある。期単位の目標は「シラバス」という形であったとしても、コマ単位(授業単位)の目標=〈コマシラバス〉がなかった。コマシラバスなしのシラバスなどほとんど意味のないものにすぎない。

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寝る前に、主張されていることをもう一度整理してみたら、なあんだ結局「学習指導案」じゃないかと気が付きましたので追記します。(大学教授だと教員が日常的にそうしたものを書いていることを知らないのですね)
 
ただしコマシラバスですから「単元全時間分の授業計画付」のものね。
授業研究のものは「1時間」にターゲット絞ったものですが、全時間分ね。研究校時代にはよく書きました。
 
各授業のめあて、時間進行、評価のポイント、指導のポイント、教材。
 
さて、指導案が完璧であればよい授業になりますか?
一人も取りこぼさない授業になりますか?
所得差に関係のない平等な授業になりますか?
 
はっきり言って「なりません」
そんな授業は嫌になるほど、腐るほど見てきているでしょ(笑)
だから「学び合い」にシフトしようと思ったのでしょ?
  
 
追記
でも今の私が「無計画」のように授業ができるのは実は、学習指導案を腐るほど書いてきたからとも言えます。「学び合い」をされている人は書いた方がよいでしょう。何か特定の教科だけでも。おそらく1週間はかかります。でも100単元も書けば、1日で書けるようになります。若者は「学び合い」の学習指導案を徹底的に書いて鍛えるべきですね。