2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

発達段階?

以前、芦田先生に簡単に[大事なこと]言うな!って指摘されましたがこれも大事だと思いますので。 小学校の6年間は子どもの肉体的、能力的、脳力的な発達が著しいのでよく「発達段階に応じて」という言葉をよく使います。私も「ピアジェ」のように確かに能力…

最大公約数

最近の教育はサービス産業化していると言えます。ファストフードのようなものです。一律どこでも同じ方法、同じ内容、同じ進め方、同じ学力向上…。公的な教育としてそれは確かに理想ですよね。でも本当にその理想は正しいと言えるでしょうか? 複数の教室で…

特設勉強部

本校は特設音楽部、特設陸上部、特設水泳部など中学校にような「部活動」があります。小学生が学校でバイオリンを弾いている姿をみれば、全国の多くの教師はビックリすると思います。こうした部活動は市内の学校のほとんどで行われているものです。 そんな中…

チームを創るということ

3日前はこんな問題があった。一昨日はこんなことが起こった。昨日は、こんなトラブルが起こった。今日の授業はなんだかのりが悪かった……。どれも子どもや問題の質が異なる出来事なのに実は根っこの部分でつながっていて必然的にそんなことが起こるものです。…

「優しさ」とは何か?

「友達を馬鹿にする悪口を言った」こんなことからその子に指導し、次のようにクラスで話をしました。 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ あのね。人ってどうして悪口(人を馬鹿にする)を言うのかな? このクラスの様子から考えてみて。例えばね、漢…

個と協働が交わる点

私は毎日、子どもたちに「説教」します。でもこの「説教」とはどう学ぶべきかということを一緒に振り返ることであり、叱りつけるといういものものではありません。 今日はこの説教をしていくなかで「個と協働」が交差する点を見つけたような気がします。(間…

教えるということ

今日の家庭訪問である保護者にお話しした内容をアップします。 「先生、算数は教科書やドリルをどんどん進めちゃっているけどあれで本当に分かっているんですかね?」 「分かっていないと思いますよ(キッパリ)」 「ですよね〜(笑)」 「ではどうしてそんなこ…

小さな気づきが世界を変えていく

「ちーさん」よりコメントをいただきました。その件について。 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 初めまして。お隣新潟県に住んでいる小学2年の子供の母親です。 この記事に対するコメントでなくてすみません。 宿題として出される音読、毎日していると暗記し、適当に…

どんな授業をめざしているのか?

今日「子ども未来プロジェクト」のために図工の作品の写真を撮りながら、自分はどんな授業をめざしているのかが見えてきました。どうして自分はこんなにも図工にこだわるのかが分かってきました。 【協働と個性が矛盾せずに両立する授業】 「私はこうしたい…

民と公は混じり合えないのか?

武雄市の樋渡啓祐市長さんが市立図書館とTSUTAYAとの連携を表明したことで多くの議論を呼んでいます。個人的には「それもあり」だと私は思っています。もちろん、あらかじめ想定される問題点について利便性を損なうことなく解決していく必要はあると思います…

多様性

今日の授業で国語辞典を使っていました。「とる」という言葉の意味と漢字を調べていたのですが、ある出版社の辞典では【とる】「撮る」「取る」「取る」「捕る」「執る」①〜②〜③〜 ⑭〜 となんとまとめて書いてありました(笑) ただそんな時でもそれぞれが異…

二男が生まれました!

本日、0:45に二男が無事に生まれました。たくさんのみなさまにお祝いの言葉をいただき本当にうれしい限りです。ところで二男が生まれたのになぜカテゴリーが「放射線」なのか? そのお話です。 「二人目を考えなくちゃーね」そんな時に東日本大震災と原…

一斉か協同か

パナソニック教育財団のメールで、日野市立平山小学校における一斉授業と協同学習の比較が紹介されています。とてもおもしろい取り組みだと思いますのでリンクを貼っておきます。 http://www.pef.or.jp/20_diary/2012/diary_20120425.html ちなみに最後の課…

宿題

宿題は本来ならば子どもたちに任せたいのですが、今の自分のクラスの子どもたちにはその力はまだ足りないと考えています。最終的にそうした方向に移行できるように、宿題のあり方をまずは3つステップで変えていきます。 その第1弾は、以前も書いたように「…