放射線の現状 その2

除染が全く進みません。だって捨てるところ無いんだもん!
 
費用対効果がうんたら〜
新技術がうんたら〜
仮置き場がうんたら〜
 
都市部の除染は比較的簡単であるはずなのに一向に進みません。福島県に住む人にとっては、例え1割でも線量が下がれば安心が広がります。
 
[NIMBY]この言葉は、木村真三さんに教えていただいた言葉です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/NIMBY
 
私はこうした汚染が起こった以上、それぞれの自治体で処分するのが正しいと思います。郡山だったらやっぱり郡山で処分する方法を考えて決めなくてはならない。そのための政治力が決定的に足りないのです。そこが決まれば私たちもより安心して生活することができるようになることでしょう。
 
郡山市で私の住む周辺は今でも0.7〜0.8μSvです。除染の終わった近所の公園には子どもは人っ子一人遊んでいません。だってその周辺も遊具も昔のままだってことをみんな知っているからです。
 
でも本気で除染をすれば単位は間違いなく「兆」です。うちのマンション1つでも業者が本気で除染をすれば、数百万〜千万ほどかかります。原発事故というものはつまりそういうことなのです。