実は・・・

算数は3月分まで一応は終わりました。
(もちろんものすごーーーーく算数が苦手な子どももいるのでそうした子どもは一歩一歩やっていますけどね)
 
前にも述べたように私は高リスク高リターンを狙うタイプです。多くの先生は低リスク、低リターンを選びます(本当はこれが正しいのだと思う)ですから針の穴一本でも穴があればそこを通そうとします。でも高リスクですからうまくいかないことも多くあります。
 
それでもなお高リターンを狙うのは、これまでの経験で失敗を重ねてきた分だけリスクを減らせるからです。上記のようなことは通常から考えれば不可能ですが、それを可能にする手を考えます。
 
こうしたことをするのは、根本的に子どもには何度も学び直すことが大事で、そうした時間をとってあげることが大事だというこれまでの経験則に基づいた見通しがあるからです。
 
今は何をやっているかというと「徹底した見直し」です。つまり算数の根本です。「できること」と「分かる」ということは全くことなります。ですから子どもたち一人一人、または小集団、そして突っ込みを入れてくれ!(マゾですね)っていう子どもたちに、改心の一撃をお見舞いしてあげています。
 
うまく答えられないと「うへへへ、ざまーみろ!」って去っていきます。
今週は「3/8と10/4を図で比べてごらん!」という突っ込みに子どもたちはみんな悶えていました(笑) それでも昨日の特設勉強部では(私は他の部活動でいなかったんだけど)そこをかなりしつこく他の先生に聞いていたようです。
 
こうやって今は一通り終わった算数では定理や比較、そして実測に時間をかけながら学び直しています。まあ、今までのは「予習」にしか過ぎず、今やっている学習こそが本筋だと思っています。この学習に入ってからの子どもたちの集中度合いは一段ギアが上がりました。そして来月にはもう一段ギアを上げていきたいと思います。
 
もちろん、算数が苦手な子どもたちもがんばっています。昨年までは個別指導がついていた子どもたちが何人かいますが、私が付いていなくても勉強をしますし、ぐぐっと力を伸ばしてきている子もいます。