宿題

宿題は本来ならば子どもたちに任せたいのですが、今の自分のクラスの子どもたちにはその力はまだ足りないと考えています。最終的にそうした方向に移行できるように、宿題のあり方をまずは3つステップで変えていきます。
 
その第1弾は、以前も書いたように「音読カードの廃止」です。その理由は http://d.hatena.ne.jp/tontan2/20120413/p1 をごらんください。
 
その第2弾は「結果」主義です。私は宿題も含めて子どもたちに「がんばることが大事」なんて絶対に言いません。「がんばっても結果が出なければダメ」と言います。一見ひどい話しをしているように思えるかもしれませんがそうでしょうか?
 
例えば「できる」「できない」に関わらず延々と漢字のプリントの宿題に取り組む根拠は何でしょう? 漢字を宿題でやるならば「やること」が大事なのではなくて「できること」が大事ですよね。ですから私は「できること」しか子どもたちに求めません。
 
もし、それで漢字テストの結果が悪ければダメなわけですし、子どもは方法・時間を変える必要があるはずです。それを促すのが教師の役割だと私は考えます。ですから、普通に毎朝、漢字テストはやります。しかも書き取り40問・10分で。それ以上の時間は与えません。
 
できる子どもはどんどん新しい漢字にチャレンジすれば良いですし、できない子どもは周りがどんどん進むことで、いずれ覚えるやり方に変えてくることでしょう。
 
ですから、私は漢字○○ページとかどこどこを何回書くなんて宿題は出しません。当然、保護者からは「???」という反応が出てきますが、そればいずれ子どもたちの変化で何が行われているのか分かるようになると思います。(ただし、私は学級だよりできちんと説明はしますけどね)
 
ここに「けり」がついたら第3弾に移行していきます。第2弾は5月中には「けり」付けたいと思っています。(つまり9月末までの漢字はおおむね書けるというところまで ※でも急に覚えたのはすぐに忘れるのでその後もパルス療法のように間をおいて振り返ることは必要です)
 
ん? 第3弾って何? 知る人ぞ知る例の「あれ」です(笑)