二男が生まれました!

本日、0:45に二男が無事に生まれました。たくさんのみなさまにお祝いの言葉をいただき本当にうれしい限りです。ところで二男が生まれたのになぜカテゴリーが「放射線」なのか? そのお話です。
 
「二人目を考えなくちゃーね」そんな時に東日本大震災原発事故が発生しました。そしてみなさんがご存じのような状況となりました。この放射線によって二人目は諦めるべきなのか? それとも可能のか? これは私たちだけでなく、福島県の多くの夫婦にとって深刻な問題です。
 
放射線は胎児>乳児>幼児>小学生>中学生で小さいほどその影響が受けやすいことが分かっています。特に、妊娠初期の3〜4ヶ月までの影響はかなり大きいと言われます。
 
放射線とは何か? その影響は? それは教科書やデーターを観るだけでは分からないことだらけなのが真実です。それでも私なりに多くの人や多くの資料を基にして「可能」だという判断をくだしました。
 
私は多くの楽観者の言うように郡山市放射線量は安全だとは思っていません。やはり胎児や乳児にはそれ相当のリスクはあると考えています。それでも初期のヨウ素被曝の影響が抜けたことやマンション住まいであることなどさまざまなリスク回避を考えて、可能であると判断しました。
 
病院に行くと昨日まれた子、今日生まれた子、生まれそうな妊婦など人がたくさんあふれていました。しかし、その喜びと一緒にみな不安を抱えているはずです。
 
私は今の小学生が大人になってもこの不安は残ると思っています。例えば自分が不妊になった原因が放射線じゃないかとか、子どもが障害を持って生まれたのは自分が子どもの頃に浴びた放射線の影響じゃないかとか、そういった不安はこれからも何十年も続くのです。そして自分を責めていくことになるのです。
 
ですから、福島県の子どもたちは世界で一番放射線に詳しい子どもたちにならなければならないのです。私は自分の子どもを通してその未来の不安を少しでも切り開いていきたい。自分がこの1年歩んできた道は間違っていなかったと思っています。
 
さて今日はとてもめでたい日。そして息子たちの未来に乾杯!!