型がありません

教育の世界にはいろんな「型」があります。
「学び合い」も「理念」と言われるもののお作法としては「型」があります。私もそうした型は若い先生にはとても大事なことだと思いますし、その型に従ってきっちりとやってみることも大事だと思います。まさに「守・破・離」ですね。
 
じゃあ、私はどんな「型」何だろう考えると何にもないんですね。
ボクシングで例えるなら「ノーガード」です。
 
ですから多くの人にどうやってるの? って聞かれても「○○○」をやってますとか、「○○○」という取り組みをやっていますとか、何か人にちゃんと答えられるものがないんです。そして「○○○」をすれば必ずうまくいくよなんていう話もできません。
 
ただ、私はどん欲です。人の取り組みはぱくりと食べて自分のやり方に組み込んでいきます。毎日が変化です。これができるのは極限まで「方法」や「お作法」を捨て去ったからできます。積み重ねると必ずやりきれずに崩壊します。
 
「ノーガード」だから打たれます。でも打たれるから次のステップをどのように踏んでよけるかを考えますし、相手の状況を観てストレートパンチを出します。
 
だから子どもにとっては嫌な先生かもしれません(笑)