これから気を付けること

地上の放射線量は見かけ上はかなり減ってきました。
これから気を付けるべきことを考えてみました。
 
前にも書きましたが高線量でなければ、外部被曝はそれほど悪影響はないのではないかと考えています。(なんの根拠もありません)
しかし、内部被曝は外部よりも何倍も影響が高いと考えています。
 
環境放射線のデータを見ると空気中の放射性物質はかなり薄くなってきたと考えられます。となれば内部被曝のほとんどは食べ物になります。
 
先程、神奈川県で「新茶」が基準を超えたので出荷停止というニュースが流れました。基準の500ベクレルを超えたということです。
250kmはなれた神奈川でこれです。ということは県内の露地物の野菜はどれくらいか想像できます。
 
単純に10倍はあることでしょう。(グリンピースの測定値では4月20日の福島市の露地ホウレンソウで19万ベクレルの測定結果が出ています。)これが「地物」の正体です。多くの野菜は検査前に洗われるので数値が下がっているということです。
 
ただし、これらは野菜に「付着」したことによってそれだけ数値が上がっているということです。根っこから吸収されたわけではありません。ですからこれから生える野菜については、高濃度の汚染はないと思います。しかし、もちろんのこと低濃度の汚染は「ずっと」続きます。場スーパーで売っているものもです。
 
私たちはそれがどれくらいの数値のものか分かりません。スーパーでも数百〜数千ベクレルのものが出回っていることがグリンピースの測定結果で分かっています。
 
子どものためにできることはこうした食品をできるだけ食べさせないことです。私も最も影響を受けやすいと言われる年代の息子のためにいろいろ対策を立てています。みなさんもどうぞ気を付けていきましょう。