ある方への応援をかねて。
 
 
私が最初に買った車は、赤いクーペでした。次に買った車は、黄色のSUV、今乗っている車はシャンパンゴールド(落ち着いた感じのね)のSUVです。私は乗っている車ってその人の性格や姿、心が反映されているって感じます。この25年ほどでどんどん落ち着いてきているんだなって思います。次買うとしたらどんな車のどんな色のものを買うでしょう?
 
同じように終業式や修了式で代表あいさつをする子どもは、その担任やそのクラスの姿を反映します。大抵はそのクラスで優秀な子どもがすらすらとかっこよく、自分の取り組みを話します。
 
でも私は勉強のできる子どもを出しません。勉強がよく出来なくても一生懸命に友達に働きかけたり、努力したりしている子どもが私にとってはMVPです。でもそうした子がすらすらと話せることは難しいので1週間前には打診して練習時間を1週間あげます。どの子どもも本当に素敵な発表をします。後から「坂内先生ってチャレンジャーだね〜」なんて声をかけられたこともありますが「でしょ(笑)」って受け流します。本当はそんなことをいわれるのは心外で嫌なのですけどね。
 
「誰か」を選ぶ権利を持つものは逆に誰を選ぶのかで、その人の態を見られます。つまりその人の色が見えるのです。まもなく人事、そして校内人事が動き出します。選ぶ我々教師も、今度は選ばれる立場になります。
 
さあ、どんな「色」が見えるでしょうね? その色がその管理職、そしてその学校の態を表すのです。楽しみでしょ?