全ては「学力」です

学力とは何か? これを論じると長くなるし、それぞれが考える学力観は異なるのでここでは述べません。でも教師はやっぱり「学力を伸ばす」ことが仕事だと断言できます。
 
私もある学校で「子どもの姿」で語る授業研究をしてきました、勉強の苦手な子どもが教師の配慮の元に授業の中で何かをするだけで授業がよい評価をされるそんな授業が続出していました。結果、全体的な学力テストは成績が悪く、子ども全体の力も高いと感じることができませんでした。
 
どの子どもも学ぶことなんて空気を吸うように当たり前だし、特別なことではありません。学び合うことも同様です。特別なことではないのです。だからこの子どもたちのどんな姿が目標なのか、何が出来るようになればいい授業だったと言えるのか、そこだけを考えて実践しています。
 
そうしたい意味で今年は自分の実力を見つめ直すよい1年間になりました。すごい成果もでてきたし、まだまだ課題も残っています。僕はだからこそ、この仕事はおもしろいと思っています。来年度は複数の実践を垂直に立ち上げていきます。
 
学力とは? なんて定義がいらないくらい子どもの実力を引き上げていくことが私の仕事です。それくらい実力が上がるクラスは、学び合うことも、人間関係も最高レベルにならないと実現できません。だから今は学力だけのことを考えています。