一緒に考えるということ

今日は本当によく仕事しました。すごく疲れたのですけれども仕事の中にとても充実した話し合いが組み込まれてので、疲れの半分は吹き飛びました。
 
ある学級の悩みについて話をしていたとき、ちょうどスクールカウンセラーの方の出勤日でしたので「3人で話し合いましょうよ!」と提案しました。そのスクールカウンセラーの方はよく教室にも遊びに来てくださって、日常的にたくさんの情報交換をしていました。その学級や学年についても何度か話題になったので、率直にその学級の運営の状況や教師の立ち振る舞いについて意見をいただこうということにしたのです。
 
「私はね。先生の笑顔がとても素敵だと思うの。子どもの前でとってもすてきな笑顔をするんですもの。子どもたちうれしいと思いますよ。」
そのクラスの状況について話を聞いたときに、そんな話から始まりました。 
 
「僕はどうだろう?最近笑顔がないな・・・」なんてそばで聞きながらちょっと反省していました。
 
そこから、子どもの行動にそんな大した意味なんてなく、その先生のよさが見えているんだから、子どもがちょっと変なことをしたことで落ち込まずに、その笑顔で子どもを引き上げていくことを大事にしたらいいんじゃないかな?というアドバイスをいただきました。また「クラスをぐっとまとめていくためには技術も大事で、何かその先生がやり続けられるものを子どもたちと一緒に取り組みことが大事ね」というアドバイスもいただきました。その先生にはPAの本(甲斐崎さん、岩瀬さん、伊垣さんの本)を先週にお貸ししたばかりでしたが「それをやってみます!」という話にもなりました。
 
1時間ちょっとの話し合いの時間でしたが、僕も含めてそれぞれが自分の分析、考えを出し合い、最後には笑顔で話し合いを終えることができました。
 
こうした時間があるとどんなに疲れた1日でも疲れはぐっと減るものです。この話し合いが成功したのは、僕とその先生で話し合わずに、3人で話し合ったからです。より多くの目線で率直に意見を出し合う場が、子どもの姿を明確にし、問題の解決へのプロセスを導き出しました。
 
同時に僕のクラスの話ではなかったのですが、僕のクラスを振り返って「改善しなければならないな」ということもたくさんありました。こうした仕事を毎日やっていきたいものですね。