インタラクティブカリキュラムとは何か? その4

どうして書く量が圧倒的に増えるのか?
 
フォーマットを「統一する」ここにそのポイントがあります。
例えば、理科ならば大単元に2〜3つ程度の小単元があります。
ですから共通のフォーマットを使えば2回繰り返せることになります。
 
また、フォーマットは共通ですからそれは社会科にも同様に使えます。
社会科の小単元で3つやれば3回繰り返せることになります。
 
合わせると5回同じフォーマットで書く学習を行うことができます。
5回書いても国語と理科と社会科の時間内で行うので時間はオーバーしません。またどうしても書き切れなければ宿題にしますが「いつものように」ですから家でも学校の続きを行うことがそれほど難しくはありません。
 
僕の場合だと、小単元あたりレポート1枚説明文(解説文)原稿用紙換算で3枚程度進めます。原稿用紙3枚の説明文が5本、レポートが5枚できあがります。
 
「こんなことが本当にできるのかい?」
 
そう思われるかもしれませんが、写真の通りのことが時間内にできます。

 
ここで大事なのは「何にも矛盾しない」ということです。
これは決して「跳び道具」ではありません。これは毎日、いつでも出来る学習なのです。そして国語の学習目標にも、理科や社会科、生活科などの目標とも1ミリもぶれることがありません。ここが最も大事なことなんです。
 
では、次回最終回「インタラクティブ」というのはなんじゃらほい? の巻。