インタラクティブカリキュラムとは何か? その3

つまり
 
私たちは国語に限らずどの教科でも「調べる→要点を洗い出す→まとめる」というプロセスで学習をしているはずです。
 
例えば理科。
理科の学習プロセスは単元が変わろうとも同じです。単元のテーマから入って、どんなことが分かるようにしたらよいのかをまずは理解し、そして小単元ごとに課題設定をし、予想を立て、実験(観察)し、結果を明らかにし、その考察を行います。
 
このプロセスは、国語の説明文と重なります。ですからそのまま国語のフォーマットを理科に取り入れます。
 
「まずは」「次に」「さらに」「すると」
「一つ目は」「二つ目は」「三つ目は」
 
というように実験の流れはそのまま国語の接続語を先頭にして段落構成になっていきます。
 
まとめも「はじめに」「中」「おわり」というフレームを使って書いていきます。
 
 
上記は国語の小学3年生の融合ですが4年生の国語では表やグラフを説明文に組み込み、そこから分かったことを書くとう学習があります。理科の天気と気温の変化の学習なんてまさに直球ですよね!
 
こうしたフォーマットやフレームを使うことで、理科の学習の流れはいつも一定になり、子どもたちも進め方が分かるようになります。また、まとめ方も国語の教科書を参考にしながら、「まね」をすることで誰でも一定のレベルでかけるようになります。
 
このように国語を他教科に直接組み込むことで、わざわざ新しいことをしなくても、国語の書く学習なんていつでもできるんです。
 
 
 
ところで、このインタラクティブカリキュラムではどうして圧倒するような量が書けるのでしょう?
 
続く。