インタラクティブカリキュラム 最終

で何がインタラクティブ(双方向)なのか?
 
何度も同じフォーマットで書けるということは、他教科で活用した言語スキルが、その教科での評価を受けてまた国語にフォードバックされていくことにつながります。そのフィードバックされた内容を受けて、自分の書き方を見直し、国語も学習が深くなります。
 
このように他教科と融合すると卓球のように言語スキルという「玉」が行き来きしながら力を高めていきます。この様子を「インタラクティブ」と名付けています。
 
そのフィードバックの様子をちょいとだけ。

 
 
上記の写真は、理科で書かれたレポートを再評価(国語の授業でね)している授業の様子です。うまく書かれた説明文と自分のものと書き方や構成の違いを
比べている様子です。この授業で言語スキルはまた国語に戻り、そしてまた他教科に広がっていきます。
 
 
 
 
どうでしたでしょうか? これがインタラクティブカリキュラムです。おそらく、ほとんどの方が「分かるような、分からないような」という感じだと思います。
 
「こんなこと自分もやっているよ」
 
そう言う人もいると思います。そうなんです。誰でもやっていることなんです。でも違うのはそれを毎日やれる仕組みを作ったことが革新的なんです。「ある単元」ならば誰でもできます。でも全単元はできないことでしょう。でも僕は少なくとも今年の理科社会科は全単元でインタラクティブ化して学習します。それもほとんど無理なくね。そして国語だけではなく、他教科の目標そのものとも矛盾せずにね。そして書く活動が子どもの話し合いも、調べ方も触媒となって促進されていうんです。
 
そして、普通ならばこれで10年分の「おかず」となるくらいの実践だけど、僕らは次を考えていきます。これらは特別じゃなくて、毎日の「基盤」となるだけです。
 
次のブレイクスルーを目指します!
 
追記
このカリキュラムを思いついたのは、昨年の8月を過ぎてからです。「きらり〜ん」と明快になったのは10月を過ぎた頃から。
でも、これには自分の20年近くのクロスカリキュラムの実践研究や古田ちゃんを始め多くの仲間の実践が織り重なり組み上がっているものなんです。ですから何の実践も迷いもなく、いきなり思いつくことなんてなくて、必ず毎日の地味な実践があってこそのものなのです。ですから若い先生には真摯に授業に向かう毎日を大事にして欲しいなと思います。
 
なお、今は実践の全てをここで公表することはできません。詳しい内容を知りたいという方はfacebookのメッセージ経由で連絡をください。