誰に認められるかそれが大事だ

どんなに素晴らしい人でもその人をよく評価する人、けなす人がおります。でも私はどんな人に評価されるかが大事で、批判されること自体はたいした問題ではないと考えています。
 
以前、授業研究のアドバイザーで大変にお世話になった先生がいらっしゃいます。それまで何だかへんてこなことばかり助言されてきていたので、その先生にお会いして初めて、目の前が開けた気がしました。それから授業公開まで週に何度も試験管などを積んでその先生の所にアドバイスを受けに通いました。公開の授業は自分でもいうのは何ですがほぼ完璧でした。(今それをやろうとしてもできる自信はないです) 
 
同じ市内ですので研究会などでも指導助言をされているのを見るのですが、私も全力でメモするくらい、そしてうっとりするくらい切れ味の鋭い、そして本質をずばっと突くようなことをお話くださいます。授業を観る力も、そしてそれに対して助言する力は私のあこがれでもあります。
 
そんな先生にある時、
「ぼくね、坂内先生の授業って好きなんだよ。本当にね。」
そう言ってくださったのが本当にうれしかったことを今でも昨日のことのように覚えています。私もいつかもっと実力が付いて、人からそう言ってもらえるような人になりたいって思います。
 
「誰に認められるか」が大事であって、批判なんて受けることなんて、あってあたりまえで、実はどうでもよいことなのです。本当に力のある人はちゃんと本質を見抜いてくれます。だからこそそうした人からのアドバイスや助言は耳に痛い内容でも「染みこむ」ものです。まっすぐにちゃんと努力していくことで必ずそうした人に近づくことができるようになります。
 
あなたが認めて欲しいって思うのは誰でしょうね?