カリキュラム・マネジメント講座

カリ・マネの本を出版するとすぐにHさんが声をかけてくださり、昨日地元郡山市で最初の講座を行うことができました。実は僕は自分の基盤となっている県内の先生方や郡山市の先生方に「いち早くカリ・マネの技術を伝えたい」という思いがありましたので、県内で行えることがとてもうれしかったのです(まあ、それでもわざわざ県外からも多くの方がいらっしゃったわけで、それはそれで遠くからいらっしゃったことに感謝しております)
講座は僕の下手な話でも参加者は熱心に聞いてくださり、また多くの質問も投げかけてくださいました。(そうした質問はとても大事で、このカリ・マネの話をしたときに、一体どのようなところに疑問や理解不足が起こるのか、次の講座に役立ちますものね)講座ではそうした参加者の質問丁寧に答えながら進めていきました。
そして、講座後半の「カリ・マネづくり」では、自校の先生方もそうであったように、カリキュラムをマネジメントすることのおもしろさを感じてもらえたんじゃないかと思います。この考え方を持っていることで、教科観は大きく深みが増すことになります。特に小学校の先生は、これまでのように「毎時ごとに教科を変えて授業する」という苦しさから開放され、大きな枠組みの中でゆったりとした連続の流れの中で授業を行うことができるようになります。一方、中高等学校の先生は、これまでの教科という縦系統から教科をまたぐという横系統の新たな学びの視点が生まれていくことになります(中高等学校については11月の講座でもう少し詳細にまとめてみようかと思います)

話は変わって。
講座の後の飲み会はとても楽しく、やっぱり熱心な若い先生方と会話を交わすことってステキですね。自分ももっと若い時代にこうしたおもしろい場に居合わせたら、もっと自分が変わっていたのではないかと思えます。また、上越教育大学の阿部先生もわざわざ来てくださりうれしかったです。実は同じ県内の実践家として活躍していた安倍さんが上教大で教職につくことになり、県内の発信力の低下を心配しておりましたが、これまでも、そして昨日も、福島県内に細かく足を運ばれ、こうして参加してくださることに頭が下がります。まあ、飲み会はこうして賑やかに、そして深く深く話が進んだわけですが、久しぶりに講座を自分自身でも楽しめた1日でした。集まってくださった先生方、講座を企画してくださったHさんに感謝感謝です!