予告第7弾

僕が中学2年生の理科の授業も受け持った時、生徒が「理科が分からない」という障壁を見つけました。それは小学校の算数と強く関連している内容です。小学校の算数でも多くの苦手意識を持っているのですから、関連する中学校の理科で躓くのは当然なことと言えます。
しかし、中学校の先生方は自分の教科が垂直にはどのように関連してきているかは知っていても、水平方向の関連性を感じ取る力は、小学校の教師よりも低いのものなのです。
しかし、中学校の教師も、これからはより一層、教科を水平方向の関連させていく力が求められていきます。アクティブ・ラーニングとはこうした教材感の上に乗るものだからです。もし、中学校の教師が「教科」という枠を取り払い、カリキュラムを融合的に行えたとしたら・・・
それこそが、これからの日本の教科教育の新しい概念となっていくことでしょう。ぼくらみゆき会は、そうした未来を予測し、実践しているのです。