学びのカリキュラム・マネジメント

これまでの「予告」は拙著「学びのカリキュラム・マネジメント」の内容に合わせて問いかけたものでした。
私たちは新しい実践というと、これまでなかったものを新しく作り出す、取り入れるようなイメージを持っていることが多いように思います。しかし、新しい道具はすぐに廃れ、また次の新しい道具を探しだすことになっていきます。子どもの学びとはそうした流行に中にはないのです。
僕らが提唱する「学びのカリキュラム・マネジメント」は、何一つ新しい道具はありません。これまでのものを再構成するだけのものです。しかし、そんな簡単な答えがカリキュラムに矛盾なく、そして子どもの効力として発揮されるまでに20年も要してしまいました。教育というのは本当に難しいものです。
そんな本書ですが、本に書かれているのは僕らの実践の数百分の1にすぎません。本当はもっともっと子どもの書いたものをお見せしたいところですが、それは構成上制限があるので、代表的な一部分を掲載しました。機会があればまた紹介したいと思います。
最後に。この本を買われた方はぜひ、僕らの実践を踏み台にし、どんどん実践を広げて欲しいのです。中には僕らの想像を大きく超えるようなカリキュラム構成を考えだす人も出てくることでしょう。そんなことを僕らは楽しみにしています。また、わからないことがあれば、Facebookのメッセージを通して僕らにどんどん問いかけてみてください。高橋さんや古田さんは僕以上に情熱的で人格者ですから、丁寧に質問にこたえてくれることと思います。
 
なおFacebookで繋がるにはお作法として、必ずメッセージを添えて申請くださるようお願い致します。

子どもの書く力が飛躍的に伸びる!  学びのカリキュラム・マネジメント

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