反転

「fukushima」は「tokyo」と並ぶ世界的に有名な地名になりました。
この言葉は完全に処理の終わる、10年以上かかると言われる原発処理が終わるまでは非常にネガティブな言葉になることでしょう。
 
しかし私はそう悲観的はありません。
 
この10年間で日本は何をするかでこの「fukushima」のイメージは変わります。チェルノブイリのようなグダグダな(それは現状のように)対応、対策を立てている限りは、ずっとネガティブな地域になることでしょう。
 
しかし、これからの復興に向けてのプロジェクト次第ではこのネガティブな言葉は、世界の復興のシンボルして使われることになる可能性もあります。
 
日本の大学の研究室は、企業は、教育機関は今こそ、その持っている能力を使うべき時です。自立的に作業できる人工知能を搭載した作業ロボットも、放射線物質を除去する仕組みや取り組みも、そしてそうした未来を切り開ける教育も。日本の本当の力が試されることでしょう。
 
もし15年経ってもそれができないグダグダな日本なら私は日本から離れるかもしれません。そのために私のできることは教育の革命です。私はfukushimaが世界のシンボルとなる日を夢見ます。息子がfukushima出身であることを、世界の人々に誇れる未来を創るためにね。