「FUKUSHIMA」を反転させる!

昨日、フランスのCANAL+というテレビ局の取材が入りました。
事前にフランスの雑誌の編集者から受けたインタビューで
「世界一放射線に詳しい小学生」という話をしたらぜひその子どもたちと
授業を観てみたいという話になりました。
 
取材を入れるかどうかちょっと迷いましたが受けることにしました。
それにはこんな思いが。
 
今、世界から見ると福島県は「FUKUSHIMA」として、26年前に私たちが
地獄を想像した「チェルノブイリ」と同じような意味合いで使われます。
私はそんな「FUKUSHIMA」でも、子どもたちはしっかりと現状を学び、
そして未来を創っていこうとしています。
そしていずれ「FUKUSHIMA」は世界の復興の象徴となる言葉へと昇華させたい。
そう世界に発信したいと考えています。
 
ですから上記の取材を受けました。
実際に取材の方はそのレベルにびっくらしていました。
こんな高度なことをどうやって学んだのかを知りたいと話していました。
私は子どもたちがつながりあい、学び合う中で高度な言葉や内容を
いとも簡単に超えていくことをお話ししました。
 
教師というのはそんな未来を切り開く一歩を踏み出せる素晴らしい仕事なんです。