2011-02-26から1日間の記事一覧

反論の反論1

芦田先生とお会いして改めて「学び合い」でなければならないと確信しました。 今日は反論の反論。 1)私は「学び合い」ではそもそも毎時ごとのレフェランス(「基準値」)というものはそれほど重要ではないと考えます(これは「なくてもよい」というわけでは…

反論の反論2

6)「学び合い」が特徴的なのは、平均点の向上ではない。最低点の向上である。また上位の学力の伸びも大きい。 7)教員のレファレンスを前面に出した授業は“落ちこぼれ”が必ず存在する。しかも、その割合は学力に反比例し、学力の低い高等学校では授業そのも…

反論の反論3

11)「“ちょぼちょぼ”論」は授業を表面的にしかみていない証拠で、その授業で教師が何を見ているか、何をしていかに気がついていない。これは子どもの話をからも分かる。子どもは教師を「誰でもいい(「学び合い」をしてくれる人なら)」とは言わない。教師…

反論の反論4

16)1対n個の問題と「学び合い」はニワトリが先か卵が先かのようなものである。現状の授業で、「授業に参加できていない」児童・生徒は何万人いるだろうか? それをきめ細かなリファレンスで参加させられるなら、「学び合い」などいらない。 17)「学び合い…

反論の反論5

21)小学校の下学年が椅子に背筋を伸ばして座る姿は極東型の典型的な学習スタイル。なぜ児童は床で学びを展開するかというと、それが子どもの「高さ」なのだ。子どもを集めるときには床や低テーブルや畳、カーペットなどが適しているのはこのためだ。子ども…

授業研究会をしましょう!

芦田先生の反論を見ても分かるように、誤解や認識不足の部分を除いても我々も不足な部分が大きいことは確かです。 私たち実践者も変な賛美は止めて、もっとレベルを引き上げていく必要があると思います。もちろん「学び合い」を導入する人をサポートすること…

私の見せた「学び合い」とは何か?

1)芦田先生の毎時ごとのリファレンスを明確にした授業とは、西川先生の提唱する「学び合い」の典型的な授業の形態に近いものです。1時間で到達する目標を明確にし、全員の到達を目指すという極めてシンプルで単純な授業です。一斉型の授業では下位の子どもは…