「契約」その2

契約が成立するために何が必要か?
 
私たちが品物を契約することと同じです。私たちはお客さんとしてその品物を買うと同時にその対価を支払います。売る側はその報酬として対価を受け取ります。
 
もしも、その品物の品質が悪く、しかも高い対価を支払わなければならないとしたらどうでしょう? 次はないですよね。それと子どもたちとの契約も実は同じです。教師と契約を結ぶということは、自分を伸ばしてくれるということに対して、相手(教師)の要求することに従うというものです。ですから教師の求める要求が高いほど、自分に利益が多くないと子どもたちは動かないのです。
 
子どもたちにその報酬を与えないまま、要求を続ければ当然子どもたちが動かなくなります。どんなに素晴らしく、ありがたい話をしようともそんな話は聞きやしません。語りかければ子どもがちゃんと動いてくれるのなんて、お試し無料キャンペーンのようなものです。

話を整理します。契約が成立するためには、相手(児童や生徒)に対して、それに見合った報酬を早急に与えることが大事なのです。できれば高い報酬をね。
 
んっ? 報酬は何かって? そんなの決まってるじゃん!