東北青年塾の立ち話1

近所の小学校の研修主任と。
 
「学び合い」で気になるのは、「分からない」と言って動けない子どもがいるようなんだけど、どうなの?
よく出る質問ですね。
 
私はいつもこう答えます。
 
動かないのは、
動きたくない訳ではなく
動き方が分からないわけでもなく
もちろん人と「学び合い」をしたくない訳ではないんですよね。
それって、まだその教師の場が「誰でも受け入れられる」という
佇まいができていないということなんだとお思います。
この解決は、下位の子どもに「動きなさい」ではなく、
上位の子どもに「みんなね!」と声をかける方がよいのです。
「聞きにいっても大丈夫!」って感じれば、勝手に動きますよ。
 
 
「次に中学校に行ったら大丈夫?」
 
これもよく出ますよね。
2つ話しました。子どもは我々が思うほど柔ではないので、
ちゃんとその教師に合わせるでしょう。
(まあ、心の中では『そうじゃないんだよね〜』って思うでしょうけど)
それよりも、学ぶということはどういうことを子どもに分からせることの
方が将来的に価値が高いことでしょうね。と
 
二つめは、その為に「連携」が必要だと話しました。
学校の中で一人で頑張っても大規模校では、どうにもなりません。
しかし、研究という枠で互いに連携を図れば、
学区の中学校の生徒の3〜5割になります。
この子どもたちが、
「先生、あのさー、俺たちにちょっと勉強させてよ!」
と言い始まるとと中学校が変わります。
そのための「連携」が必要だと。
さらにもう一つの小学校が連携をすれば、それは「山」となり、
いくら中学校教師であろうと変わらざるを得なくなります。
 
「素敵でしょ?」
 
「ですよね〜。やってみたいですね〜〜」
 
そんな立ち話をしてました。