紙一枚の成長

多くの教師がFacebookやブログに限らず、様々な実践の情報を受け止めて、「まだまだ自分は力が足りないな」とか「なんてすごいんだろ!(自分とは違って)」って思っているかもしれませんね。でも、みんなそんなにうまくばかり行っているはずがありません。あるとしたら、超人的な人か、うまく行ってないことに気がついていない人でしょうね。
 
多くの実践ではネガティブな情報とは個人情報の特定につながるので出てきません。ですから、自分の力が足りないとか、自分ばかりうまくいかないとかで悩むのはナンセンスなのです。もちろん、僕も毎日「紙一枚」の積み重ねなんです。時にはその積み重ねを取り除き、また積み重ねるという泥臭い毎日の積み重ねにこそ、子どもの成長があります。
 
そのために大切なことは半年後、1年後といった大きなスパンで子どもの成長を考えていく力と、そこに向かって愚直に突き進む「しつこさ」です。でも、一人で考え込んだり、一人で実践していくのはとても苦しいものです。ですから、同じ未来を見ることの出来る仲間とのつながりが大切になります。ともに励まし、支え合い、そして、お互いの未熟さを認め合うような関わり合いを築いていく必要があるのです。
 
今の時代はある意味幸せです。だってネット上でつながることができるのですから。若い先生は、焦らずにじっくりと構えて、そして愚直に行きましょう。お互いにね。