臨界点

どうも11月に入る頃から子どもたちの動きも状態も以前とは違うような気がします。もちろんいい意味でね。
 
これらは予測していた子どもの姿とはちょっと違う感じです。ものすごくポジティブだし、心がなんていうか外側に向いているって感じかな? 何でも受け止めちゃうし、誰とでも関わり合えちゃう。
 
この姿は4月には予測していなかった姿です。自分でも何が起こっているのか、どうしてこうなっているのかよく分かりません。それでもすごくいい状態なのですから、何かいいサイクルが生まれているんでしょうね。
 
自分で無理矢理分析してみると、まず大きいのは「中期目標」が到達したこと。これで子どもたちが踏ん張らなくても、物事にスムーズに取り組めるようになったことかな? これまでは今までに無い力を要求されていたところもあるから、かなり苦しい部分もあったのだと思う。でも努力と実力が矛盾しなくなったことで、子どもたちがより成就感を身近に味わえるようになったことが考えられます。
 
「さよなら」をして一旦廊下に出た子どもがまた戻ってきてまた元気な声で「さよなら」をして帰る子どもの姿を見ていると「きっと楽しいことがたくさんあった一日だったんだな〜」とうれしくなります。ちなみに私は何にも楽しいことも仕掛けもしていません。ただただ授業を地味にやっているだけです。
 
クラスは臨界点を超えたのでしょうね。新しいステップに入ったのだと思います。
 
「新しいステップってなに?」
 
これから考えます(笑)