一方算数は・・・

えっと、明日で3学期までのテストが全て終わります。
「予習」と「特設勉強」がかなり効力があったと思います。
1枚も残りません。多めでなおかつ難しいテストを採用しています。
 
もちろん、みんなが100点取れるわけでもありません。
だって一部のテストはは5ヶ月前に学習したものですしね。
学習したこととの時間的な距離が遠くなるほど子どもの得点も
当然落ちます。
また子どもたちが授業1時間で行うテストの量は3枚です。
子どもたちには「スピードも学ぶ力の表れ」だと話しています。
よく分かっていないことが時間に追われます。
 
大事なのは「今」テストが全て終わったということ。
これができる子どももできない子どもにもとても大切なことです。
何度も学び直せるし、これから自由に深度も掘り下げられる。
 
これからはテストを基にして、どんなことが分かっていないのか、意味が分かっているか、説明できるレベルかを子どもたちと突き詰めていきます。テストには書き込みだらけになっていくことでしょう。
 
でもこれがテスト本来の使い方でしょ? 表計算して成績を出すためのものではございません。中味を子ども自身が分析し、何度も学び直せるようにするためのものでございます。
 
※ちなみにこの実践(今全部のテストを終えるということね)は、よく考えないでやってはいけません。その理念も理解しないまま、保護者との信頼も無いままやったらただの「阿呆」になってしまいます。気をつけてください。