仕事と家庭

私は独身時代が長かったのでお金も時間も勝手気ままに生活してきました。
お金も時間も相当な無茶をしない限り自由でした。
 
今は0歳の子どももいて家族4人です。家に帰れば息子は「戦ってくれ!」とスポンジの棒を持ってくるし、お風呂に入れば2人の息子も一緒なので1時間近くかかるし、夜中は夜泣き小僧なので酷ければ30分ごとに叫び声があがります。息子の目の前でパソコンやを開けばパソコンの上にダイビングしてきます。
 
正直言うと仕事にはかなりマイナスです。「リア充」なんて言葉が最近飛び交うけど、現実の生活はとても大変なものです。家族がいなければもっとすごいことができるだろうし、アクティブに駆け巡ることができることでしょう。
 
でも今の私はこれでいいと自分を納得させています。家族を犠牲にしながら何か素晴らしいことを成し遂げても、それが家族に認めてもらえないような仕事だったら意味がないと考えています。
 
嫁さんは私の仕事に一切口を出しません。そして様々な取り組みに関しても応援してくれます。家族の理解と応援があってこその仕事だと私は思っています。ですからまだ息子たちは小さいのだけれども、私が何をやろとしているのか、どんなことをやってきたのか成長に合わせてゆっくりと話をしていきたいなと思っています。
 
人の生き方はそれこそ千差万別。考え方もそれぞれです。ただ家族を新たに持つということは、確かに時間もお金もマイナスですが、代わりに家族を守ろうとする勇気と愛情、そして賢さも生まれてきます。そして何よりも自分の仕事を理解してくれている人がいるということが大事なのです。