ブランド

嫁さんが財布が欲しいと言ったので誕生日と合わせて購入することにしました。「手頃な値段のものでいいかな〜」と言っていたのですが「自分の好きなものを買ったら?」と言ったのであるブランドで買うことにしました。僕の条件は「買うならば同じものはディスカウントやネットショップで1〜2万円安く買えるでしょうけど、そういう所では買ってはいけない」です。
 
ブランドのショップに行くととても丁寧な接客対応、そしてとても丁寧な商品の扱いをしてくれます。欲しいという商品も複数のものを見せて、傷などがないか、そしてその複数の中から好きなものを選ぶことができます。またアフターケアやその後の新製品についての紹介もしてくれます。それがブランドです。製品そのものであれば、その数分の1の値段で同等の品質のものが手に入ります。でもそうした丁寧なサービス、そして正規の店舗で買う満足感こそがブランドなのです。だから値段が高くても正規店舗で買いなさいと言います。安く買うというのは、すでに自分の中でブランドの価値を下げてしまっているということなのです。
  
さて先日書いたように
http://d.hatena.ne.jp/tontan2/20130110/p1
一律なサービスは顧客を感動させることはありません。
何よりもその学校で子どもを学びたい学ばせたいというプレミアがなければ
子どもも保護者も満足感は低いのです。そうした満足感が低ければ子どもも保護者も「次」に期待はしてくれません。
 
ブランドショップと同じように、そこに足を運ぶことが、そこにいることがワクワクできるような学級や学校になっていくことこそ、これからの学校にとって大事なことだと私は思っています。