この言葉の意味するところ

ある方に『学び合い』とは、

「多様な人と関わり、折り合いをつけて課題を解決できる環境を設定する」
 
ことだという話をいただきました。私もよく聞く言葉です。私も一言一句正しいと思いますし、何の反論もありません。でも多くの人が大義名分でこの言葉を使うのですが本当にその意味することころって分かっているでしょうか?
 
「上記のような場が成立する条件(環境)と何ですか?」 
 
こう問われたときにどれくらいの人がその答えを持っているでしょうか?
あまりに都合よくこの言葉を使う人が多いのではないでしょうか?
 
ちなみに私の答えは「理念」ではありません。(もちろん理念がクラス・授業を作っていく根源であることにはかわりありませんけどね)
 
これはなぜ「学び合い」はうまくいかないのかの本質に迫る部分です。今年の子どもたちの学びを形成していくなかで、ぼんやりとしていた部分が明確になってきました。
 
私はここに半年もの時間をかけてきました。それほど簡単ではないのです。でもだから毎日、毎時間学び合えるしそのブレがどんどん小さくなってくるのです。
 
詳細を書こうと思ったけどやめときます。『学び合い』を実践している人は上記の環境が成立するためには何が大事なのかよく考えてみたほうがよいのではないでしょうか?