できない? そんなことたいした問題じゃないよ!

毎日のように子どもたちに言っている言葉の一つです。本気でそう思っています。その後に次の言葉を必ず続けます。
 
「できなかったらやればいいんだよ。やったぶんだけできるようになるよ。」と。
 
3年生ということもあってまだ「予習機能」がうまく回っていないのですが、それでもクラスの成績がよくて、子どもたちが意欲的なのは上記の言葉があるからだと私は思っています。
 
私は「できないこと」で決して子どもを叱ることはしません。(もちろんまりにもルーズな場合には厳しく叱りますけど)できない子どもほど自分ができないことをよく知っていますし、それを隠すためにとてもプライドが高いのです。勉強ができない子どもの願いは一つ。「みんなと同じようになりたい(願わくばみんなよりもできるようになりたい!)」です。
 
だから勉強の苦手な子どもには題名のような言葉を毎日のように語ります。そのうちに頑なに閉じていたプライドが緩んできます。「分からなくてもいいんだ!」そう思ったときに初めて本気で子どもは勉強し出します。
 
初め心が固かったある子は、今では4時を過ぎても教室で勉強をし続けます。「明日のため」にもっと分かるようになりたい進みたいと。そして力を伸ばしていきます。
 
だから毎日、毎日、本気で子どもたちにそう話をします。