フルパワー

これまで算数はずっと6割くらいのパフォーマンスで学習を進めてきましたが、6月後半になって8割程度、そしてテスト週間が終わった今日からはフルパワーでの学習が展開しています。
 
いままで6割くらいのパフォーマンスしかでていないのは計画的で、下地をずっと整えてきたということです。下地とは子どもの意識の改革でもあり、学習への向きあい方の改革でもあります。これまでずっと自分の本当の「問い」や「解決に向けてのアプローチ」もないまま、ただ言われるままの学習を進めてきたことからの脱却でもあります。
 
フルパワーで学習を進めると教室の雰囲気ががらっと変わってきます。おそらく、この姿をみたらビックリすると思います。子どもの脳のパフォーマンスが100%になったまま45分間を維持するのですからものすごく疲れると同時に、快楽物質も出てきます。つまり「快楽」が生まれるのです。
 
授業の終わり。
「ねっ、これが本当の算数。おもしろいだろ?」
「おもしろい!」
 
これは絶対的な安定状態に入ったということです。だって快楽は人間の本能だから体がそれ(学ぶこと)を要求するということなのです。
これで算数は全てのハードルを越えたと思います。後はやるだけ。めざすは、10月までに年間の算数の単元を終了するということです。おそらく簡単にできると思います。