面的除染

今週は運動会もあるので今日は奉仕作業でした。主に校庭周りの側溝の落ち葉を「さらう」作業です。
 
さて、今校庭では、1cmも、50cmも、1mも線量は変わりありません。それは何を意味するのでしょうか? 
 
つまり、計測される放射線は真下からではない(もちろん多少はあるけどね)ということです。周辺から飛んできていると考えるべきです。本校は校庭の南側が土手なのでそこから主に飛んできているか、ひょっとすると校舎の外壁からもあるかもしれません(でも教室の仲間ではほとんど届かないので窓側でも線量は変わりません)
 
そうなれば、学校の線量をさらに下げるには半径100m以内の表面の線量を下げていく必要があります。ただし、現在の線量も校庭の中央で0.2μSvですから、十分に低くひょっとすると北関東の学校よりも低いかもしれません。
 
ただし学校の線量は低ければ低いほどよいので、最終的には0.1μSvくらいに下がったらいいなと個人的には思います。半減期によって何もしなくても2年後には0.1μくらいまでさがると思いますが、面的に除染することで雨で「淀み」が生まれることを防ぐことができます。
 
そのために、計測ポイントを従来の100倍にして測定する計画を進めています(地域の自主防災会が中心になって) これで地域の汚染状況がおおよそ明らかになって、面的な除染への一歩となることでしょうね。