「放射線になんか、まけないぞ!」に込める思い

先日、郡山市内の全小中学校に拙著「放射線になんか、まけないぞ!」を寄贈し、市長様より教育長様を通して感謝状をいただきました。
 
私はこの本がもっと売れて欲しいと思っています。これは執筆料がどうのとか、名声がどうのとか、そういったことではなく、この本を通して子どもが賢く育って欲しいという願いがあります。(ちなみに執筆料(印税)はいただいていません)
 
この本の後半には学ぶことを通して、人と人とがつながり合うことの大切さ、つながることで困難を乗り切ることができることを伝えています。こうしたことが、広がりつながり合うことで安全や差別と向き合うことのできる子どもたちを育てていけたらと思っています。
 
この本はすでに、ある西日本の教育委員会から大量の発注があったと聞いています。学校の授業で読まれれば教室の友達と一緒に話し合い、考えることができます。また、それを元にしてお母さんやお父さんと話し合うことができます。
 
この本が広がることで子どもたちの知恵と優しさの輪が広がることを願うばかりです。

なお、文科省の副読本とこの本を使った「総合的な学習の時間」で小学4年生での約40時間の学習プログラムを作成中です。福島県であればこのレベルで学ぶべきだと思います。他の都道府県では、道徳・社会科(5年公害)・学級活動・国語などを通じて2〜3時間程度の学習プログラムを組めばよいと思います。この学習計画もオープンにしてダウンロードできるようにしたいと思います。(今完成率30%)
 
なお、市内の先生に向けては5月頃に授業研究会を開く予定です。郡山市内の先生方は案内をお待ちください。



 

放射線になんか、まけないぞ!: イラストブック

放射線になんか、まけないぞ!: イラストブック