子ども未来会議の話 その1

昨年行われた子ども未来会議の話は今、「ibooks auther」を使って電子教科書化しています。今のところ完成率は50%で春休み中には完成できると思います。
これらはまずグループ内で共有化を図っていきます。
 
その教科書に載る子どもの文章の一部を掲載したいと思います。
5つのテーマに分かれた中のある子どもの振り返りです。
 
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このあいだ、「先生に学び合いについて説明してみて」なんて宿題を出されちゃった。一瞬「はっ?」って思った。だって、いっつもやっている勉強だよ。そう簡単に説明はできないよ。「先生なしで自分たちで説明し合って……」くらいに実は思っていた。けど先生は「そんなもん?」って。でも、よくよく考えてみると、さっきまで先生に話していたことがすごく馬鹿らしく思えてきた。「本当に話し合うだけなの?」「そんなに浅いもの?」自分で言ったことなのに疑問が次々と浮かんでくる。
「なんでだろう?」
そして未来会議。違う学校が二人、そして残りは○○小学校のみんな。まず私たちが話し合ったのは、学び合いがうまくいくときといかないときの話。私もいつもの勉強を見直すチャンスだと思った。正直、普段はそんなこと考えてもいないから意見が言えるかどうか不安だったんだけどね。でもそんな心配は一切いらなかった。
うまくいくときは男女がうまくまざりあっているとき、逆にうまいくいかないときは、心が開けていないときやグループ学習になっているときだなんて意見が出てきた。そこからどうしてグループ学習になってしまうのか考えてみた。みんなの意見をまとめていくと、簡単に言うと「不安」という話だった。私はいつも「不安」なんて思わないからその気持ちはよく分からなかった。けれどもそんな気持ちで勉強している人もいるんだね。だから私たちはその対策を練ったんだ。そんなわけで今度はそれを学習にいかそうかなー。
あっ、ゴールはそこじゃない。世界を変えることだった!
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こんな話がたくさん載っていますし、子どもたちの学んでいる姿を動画で見ることができます。あとは何を盛り込もうかな〜 考え中です!