若者

昨日の会には『学び合い』グループではない方々もいらっしゃいました。また、いち早く学校にいらして、自分の授業のビデオを見せてくださった方もおられます。ともに若い方々です。
 
見せてもらったビデオの中の授業は欠点のよく見えるものでした。だからどこがダメなのか、どうすればいいのかをしっかりと伝えました。でもこうして自分を高めようとする若者と話をしてとても清々しく思います。20代〜30代にかけてはがむしゃらに授業のことを考えていくはとても大事なことです。私が今、構えなしに自然体で授業ができるのはこうやってがむしゃらに考え、悩み、話し合ってきた時代があるからです。
 
私は教育は一生かけて考えていく哲学だと思います。私も「教育」とは何かと問われればまだ思うように答えが出ません。これは教師である限り、いや教師を退職しても悩むことかもしれません。
 
だからこそ、一生懸命に悩み、考える若者が大好きです。上記の若者はきっと今抱える壁を乗り越えて、次世代の若者の手本となる教師になっていくことでしょう。
 
ある方からは一週間授業を見せてほしいというお願いもいただきました。そうした若者のために私もそれが実現できるように全力でサポートしたいと思います。