よろしくメカドック

この漫画が昔大好きでした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%88%E3%82%8D%E3%81%97%E3%81%8F%E3%83%A1%E3%82%AB%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%AF
その最終章の話は最近考える授業のことにとても大事だと思います。
 
最終章では、新開発のスポーツカー「NEO」のチューニングを競争することになった主人公は車そのものを見直すことになります。それまでのレースで勝利をもたらした「スーパーチャージャー」や「ターボ」を使うことなく、車の持つ「本質」を見直し、バランスをミリ単位で変えていくことでその車の持つポテンシャルを引き出したのです。ライバルもそこにたどり着き、スーパーチャージャー+ターボでパワーを引き上げた他の車を引き離していきます。
 
これは実際にも「F1」と同じですよね。3500CCのエンジンは1500CC+ターボの時代よりもパワー自体は落ちているものの、むしろ周回スピードは上がっています。空力やタイヤ・重量のバランス、タイヤの性能など複雑なバランスの調整でスピードを上げています。
 
この感じと授業は似ているような気がします。私は余計なものをそぎ落としていくことで子どもの持つポテンシャルそのものを上げていくことが究極の授業だと考えます。
 
よろしくメカドック」興味のある方はレンタルコミックなどで読んでみると面白いかもしれませんね。