ガラスバッチ 福島県の保護者の皆様へ

福島県の子どもたちに配布されている線量計ブラックボックスです。中身がよく分からないのだけど、時計機能と放射線カウンターが入っているのだと思います。
 
これは学校で配布されたものですが、学校が管理しているものではありません。これらは県や郡山市が管理するもので、学校はただ集めて、配布するだけです。これまでの情報では学校にデーター解析が回ってきたという話はありません。本当にひどいものです。数字だけ出されても、これが同級生とどう違うのか、すごく高いのか、それとも低いのかを判断することはできません。実験データーを吸い上げるだけのモルモットみたいなもんです。
 
でも嘆くばかりでは進みません。これを利用しましょう。個人あてに数字でお知らせが届くはずです。これを保護者から提出してもらえばいい。そして学校でデーター並べてみて、多い子供と少ない子どもの生活環境や放課後の過ごし方などの違いを見つけていき、保護者にフィードバックしていけばいいのです。どうせこんなこと行政はやってくれないでしょから。
 
本当はPTAなどでやるのが一番いいのです。私たちが表立ってやると「勝手なことをするな」といつ突っ込まれるか分かりません。(引くつもりはないけどね) でも保護者が立ち上がれば話は早いです。 
 
せっかくのデーターです。うまく使って子どもの被ばく量を減らす工夫をすることが大事ですね。