いつの間に?

3年生から4年生に向けての課題は、今日は一日何の勉強をどうするべきなのかを考えて生活できることでした。
 
私は休み時間は他の職員室でいろいろ情報交換をしています。昔は教師たるもの「子どもと遊べ」なんて言われましたが、そんな体力はございませんし、そんなことしなくても一日中子どもの勉強している姿を見ているものですから、そんな必要を感じません。
 
ですが、最近やたらとうちのクラスの子どもたちが職員室にやってきます。
  
「次の時間にCD使いたいんですけど〜」
「もう、体育館に行って作戦練っててもいいですか?」
「実験道具ってどこにしまってありますか?」
 
わざわざ言いに来なくても私が行くまで待ってればいいじゃんか? 
と考えていたのですがよーく考えてみると、そういえばこんな子どもに
育てたかったんだよな〜と気が付きました。
 
「大体ね、学校の玄関に入った瞬間から今日は何の勉強をするかも分からないでいるのがだめ。 ひよこみたいに、エサ頂戴! みたいなことじゃダメなんだよねーー」
 
1年前にこんな話をしていたし、ブログにも書いていたのですがそういえばそこそこ実現しているんだなと分かりました。
 
うちのクラスは8:10〜10:10までは私が止めない限りノンストップで学習をしています。課題もなしでどんどこやっています。私の役目は子どもの学びを読み取って、軌道修正をかけるか、間違いを指摘するか、ほめるか、バカ話をして子どもの勉強を邪魔するか、それがお仕事でございます。