我慢すればいいのに

中学校や高等学校の生徒にとっては「部活動命」の人間が多いと思います。
 
でも、世界的に見てこれはどうでしょう? テレビでは部活動で生徒が立ち直り、みんなの信頼が深まり、感動的なシーンを演出します。しかし、そもそも学校の部活動は「オプション」にしか過ぎません。学ぶことを疎かにして、部活動はちゃんちゃらおかしいものです。
 
学業と両立しているならばよいのですが、学力が低い学校ほど部活動で生徒をコントロールしようとします。がんじがらめになってその他のことをさせないくらいにしています。その結果、その部活動が終わったときに何も残らない生徒がでてきます。
 
今回の放射線の問題でもそうです。今なぜこんなに線量の高いときに部活動を強行するのか分かりません。生徒の命を危険にさらしてでも部活動をやりたいという気持ちが分かりません。どうしてもというならば、低線量の地域に移動して運動をすべきです。
 
人生の中でそれをやらないと人として駄目になってしまうなんてあるでしょうか? まあ、プロを目指すならばそれもあるかもしれませんね。でも大部分の生徒にとっては、命をかけてまでやるべきものではないと思います。
 
十分に線量が下がったら、チームを作って運動を楽しめばいいんです。それは社会人になってからでは遅いのでしょうか?生涯スポーツに移行できるように、学校での運動を見直すよい機会かもしれませんね?